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 お婿にいった四+カカのお話
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  月読 後日談


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  かっこいいカカシと、
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  再会-Reunion-  第二部





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2008年12月07日(日)
ぎむれっと――または、ろんぐ・ぐっどばい エピローグ


「よって、面を外しコードネームをつける」
綱手さまの声が執務室に響く。
「その間は名を”ヤマト”と名乗れ」

カカシさんとの仲を徹底的に引き裂こうした上層部が、ボクがこの任につくことを、よくぞ許可したものだ。
それも、初代さまの力あってのこと。
そう思うと、あの研究所での地獄の日々も、報われようというものだ。
だが、油断は禁物。
ボクの公式の記憶には、カカシさんとの私的な交流はいっさい残っていないことになっている。

慎重に。

今度こそ、二度と理不尽に引き離されないように。

ボクは病院に続く道を歩く。

また、あのひとは無茶をしてチャクラ切れを起こし、入院しているらしい。
この2年ほど、とくに浮いた噂はない。その辺はぬかりなく情報収集していた。
里の戦力として高ランクの任務を請け負うことも多く、里にいる時間も少なかったようだ。

――まだ、ボクを好きでいてくれるだろうか。

不安と期待がないまぜになる。
あの村で、あの状況で、ボクに「好き」と告げてくれたのだ、あのひとは。
気が多いと思われているが、ほんとうは純情なひとだ。それはボクがよく知っている。
だから、気持ちを違えることなどないとは思う。
だが、ひとは生きていれば、日々、いろいろな出来事に遭遇する。
その過程で、何がしかの気持ちを育む相手を見つけることもある。
それを、裏切りとは言うまい。

――でも、ボクは。ずっと、ずっと思っていました。ただ、あなただけを。

ボク自身は、あの抜け忍の村の任務後、里外の任務につき半年後に里に戻った。
だが、そのときは先輩が里の外に出ていて会えず、その三ヵ月後、また中期の任務が入ったとき、気づいた。
――ボクらの任務は、互いに里で会わないように組まれている。
きっと、先輩も気づいたことだろう。

だが、ナルトの元上忍師である先輩と、九尾を抑える初代様の力を受け継いだボクは、必ずいつか接点を持つ。
そう信じていた。だから、じっと時を待った。
そして、実際、そのとおりになった。

ざまあ、見ろ。

もうすぐ、病院だ。
ボクはどんな顔をして、会えばいいんだろう?
ああ、違う。
記憶はないことになっているのだから。

お久しぶりです、先輩、とでも言って、笑えばいいだろうか。

見上げた空には、白い雲がひとつ、浮かんでいた。


−−了−−

ギムレット(gimlet)
ジンベースのショートドリンクタイプのカクテル。ジン3/4、ライムジュース 1/4が基本だが、フレッシュライムを使い甘味にホワイトキュラソーを使うなど、作り手によってレシピが異なる。
副題となっている、ろんぐ・ぐっどばいは、レイモンド・チャンドラーのハードボイルド小説のタイトルから(邦訳『長いお別れ』)
この物語の謎の中核をなすセリフでもある「ギムレットには早すぎる」というセリフが登場する。