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 お婿にいった四+カカのお話
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  月読-5話 -キリリク話-
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  月読 後日談


  テキーラサンライズ−19話
 ぎむれっと前日譚


   ぎむれっと-40話 -キリリク話
  かっこいいカカシと、
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 ※途中、18禁あり
  プロローグ  本編  エピローグ



  La recommandation
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-ヤマカカな話-

  再会-Reunion-  第二部





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2008年11月26日(水)
ぎむれっと――または、ろんぐ・ぐっどばい 36) Side K -18禁-


並べて敷いた夜具のひとつに横たえられたかと思うと、身包み剥がされた。
今さら恥ずかしいもないはずだが、妙に恥ずかしくて顔が火照る。
きっとテンゾウが、オレの知っている馴染んだテンゾウとは微妙に違っているからだ。

全裸になったオレをじっと見つめ、それからオレの目を見て微笑む。
「少し、寒いですね」と言いながら、上掛けを被りながらオレを抱きしめた。
ピッタリと重なりあった肌の間で、互いの欲望の証が擦れ合う。
「くっ」
思わず喉を鳴らすと、嬉しそうに腰を擦りつけて来る。まるで発情期の犬のようだ。
だが押し付けられたそれは、犬のように可愛くはなく、むしろ熱く堅く猛々しい。
ここ半年余り無縁だった行為に、欲情よりもためらいが先に立つ。だが、久しぶりのテンゾウの温もりに、皮膚感覚ばかりが研ぎ澄まされ、気持ちばかりが先走る。
「こんなに」
と呟くと、テンゾウの滾り切った熱と一緒に握り込まれた。
「ああっ」
叫んで、仰け反った。ジンと腰椎に刺激が伝わり、足先まで走った快感に震える。
「浮気、しなかったんですね」
この期に及んでアホなことをほざく口を、塞いでやった。
途端に体中が熱を帯びる。
絡めた舌は、つい数日前と同じなのに、まるで別人のようにオレを蕩けさせる。
無意識のうちに腰を揺すりながら、まるで獣のような荒い息遣いのままオレたちは身体を絡ませ合った。

「すみません、ボク」
ふっと息をついたとき、かすれた声でテンゾウが訴えてきた。
「ん、いいよ」
オレは自分から腰を浮かせる。
そのまま引き裂いてくれてもいい、と思うのに、テンゾウは用意した傷用の軟膏を塗り込め、オレの堅く閉じた襞をゆっくりとこじ開ける。
久しぶりの感覚に、全身の表皮があわ立ち、汗腺から汗が噴き出した。
指先でかき回される刺激にあわせ、当たりはばからず声を上げ、自由に動かせる上体をくねらせる。
早く、早くあの、息が詰まるような……。
オレはテンゾウに抱きつく。
まるでテンゾウの熱にオレが浮かされているようだ。
いつも、オレに触発されないと動かなかったテンゾウの情動は、本来、これほど強く熱を帯びたものだったのか。
「もう、いい、いいから、早く」
「でも」
「いいから」
ついでに耳朶をかんでやると、うっ、とテンゾウは呻いた。
いい声だ。いろっぽくて、男っぽくて、腰の奥に響く。

ずるりと指が引き抜かれ、腰を抱え込まれた。
敏感な皮膚に感じる他人の熱に、またオレは声を上げた。
いくら、夜の早い村とはいえ、まずいだろうと理性が咎めるのに、抑えることができない。あてがわれ、貫かれる、そのひとつひとつに、身を戦かせるオレがいる。
たとえ拷問されても、こんなふうに声をあげたりはしないだろうに。
なぜ、この快感とも戦慄ともつかない、感覚に耐え切れず叫ぶのだろう。
我ながら不思議だ。

「そんな……こえ……カカシさん」
テンゾウの腕がオレの頭を抱きこむ。
それでも、オレは泣き叫ぶ。
テンゾウの動きに導かれるように、ああ、ああ、と声を上げる。
脊椎を通って脳髄まで、ただ痺れるような快感と欲望だけに支配され、本能のままに身を捩り、腰を振り、ただあさましく、わめき続ける。
「くるしい、ですか?」
違う、と首を振る。
「いい、きもちいい」
かろうじて、言葉を紡ぐ。

オレを壊せ。
ぐちゃぐちゃに、引きちぎり、砕いてしまえ。
テンゾウ。
ただの肉の一片になっても、オレはきっと。
きっと。
おまえの指先を感知する。
ただ、おまえだけに、反応する。

オレの細胞のひとつひとつが、記憶する。
オマエの感覚を、オマエの気配を。

だらだらと欲望の証をみっともなく垂れ流しながら、オレはテンゾウに身を委ねる。
受け入れる身体は常の絶頂を迎えることなく、それでも突き入れられるたびに震え精を撒き散らす。
そしてオレはといえば、上り詰めた後は急速にさめていく男の生理とは異なる快感に支配され、まるで天空に放り出されたかのように、もがき続ける。
あの、時空の狭間にいるような、あそこを漂っているかのような。

くぅ、とテンゾウが喉を鳴らした。
むちゃくちゃにかき回されて、オレは声がかれるほど、叫ぶ。
直後、脈動とともに腹の底に熱い迸りを感じた。
溶ける、溶かされてしまう、そう思いながら、オレは必死でテンゾウにしがみつく。
鼻先を掠めるテンゾウのかすかな汗の匂いに、思わず、肉厚な肩に噛み付く。
鼻腔を掠める血の匂いが、オレの神経を焼き切る。

どさり。

ずっしりと重みを感じるが、まだ、脳天が痺れているようで、オレは身動きできなかった。
テンゾウも同様なのだろう。
ゼイゼイと言うせわしない呼吸音だけが、耳元に響いてくる。
まだ、繋がったままだが、テンゾウの熱が冷めるのと同時に、ヤツが放った粘液があふれ出し、夜具を濡らした。
ごくわずか、血の匂いも混じっている。
切れたか、裂けたか、オレも出血しているらしい。

だが、じんじんと響いてくるのは、痛みよりも快感の波で、オレはまだ喘いでいた。

「だいじょうぶ、ですか?」
かすれ切った声を笑ってやりたいが、オレもほうも似たようなものだ。
「なんとか、な」
オレはオレのものとも思えぬ腕をのろのろと動かし、汗ばんだテンゾウの背に回した。
「おまえ、満足……した?」
「……とりあえず、は」

正直な返答に思わず吹き出したら、腹筋に力がこもり、身のうちにあったテンゾウを押し出してしまった。

「あ」
とテンゾウが声を上げる。
「あ」
とオレも声を上げた。

テンゾウの吐き出した精がこぼれ、さらに夜具に広がった。
なんだか、おねしょをした子どものような気恥ずかしさに、オレは思わず「バカヤロウ」とののしっていた。
だが、テンゾウは「はは。参りましたね」と笑っただけで、オレの罵倒をやり過ごした。
そのおおらかな反応が、いかにもテンゾウらしく、オレはまた「バカヤロウ」と呟いた。