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 お婿にいった四+カカのお話
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2007年04月10日(火)
桜宵 3 -18-禁



テンゾウは、ゆっくりとカカシの下肢の付け根を柔らかく揉むように、撫でた。
あ、と声を出しそうになったのをカカシが彼らしい自制心でのみこんだのがわかり、ひっそりと笑みを浮かべる。
快楽に従順な先輩は、火の点きにくいテンゾウの欲望に、上手に点火する。
いつもいつも、そうやって煽り、受け入れてくれるのは、このひとだけだ、と、テンゾウは思う。

何度も、繰り返し撫でるうちに、次第にカカシの吐息が切羽詰っていく。
その過程が楽しい。
「テンゾウ」
吐息がわずかに言葉の体を成したかのような、輪郭の曖昧な声が自分を呼ぶ。
「なんですか?」
問い返すが、答えはない。ためらっているのはわかったので、テンゾウはカカシの答を待った。
だが返ってきたのは、ため息だけ。
「先輩?」
答を促すと、カカシがわずかに身じろいだ。同時に、ぎゅぅと締め付けられて、呻き声が出そうになる。
「オレ、もう、限界……近い」
訴える声は覚束なく、そのくせ、ひどく生々しい欲望をにじませていた。
「で?」
問い返すと、首の後ろに回されたカカシの腕に力がこもった。
「た、のむ、から……」
言うや、腕と腰を軸に身体がくねる。じれたような動きの合間に、足先が空を蹴る。
次の言葉を継ぐ前に、カカシは喘いだ。
テンゾウは、雫を溢れさせながら震えている肉茎に指を絡ませた。途端、ドクンと脈打つそれが、いとおしい。
あぁ、と今度は細く声をあげたカカシの背が震えた。

「いいですか?」
耳元に問うと、カカシが頷いた。
「このまま、いく?」
「いや、だめ」とカカシが、駄々をこねる子どものように返す。
「もっと……」
その声が、テンゾウの理性のタガを外した。

いつも、そうだ。
そうやって、欲しがってみせながら、タガを外す。
それができるのも、この先輩だけなのだった。

決して、肌を重ねるから特別なわけではない。
それでも、カカシと過ごすこの刹那を、テンゾウはいとしく大切に思う。
言葉にできない、あるいは言葉にしてはならない思いを、胸の底深く沈めてきた男の切なさごと、抱きしめているような、そんな心持になる。

淡い桜花の香りも、これだけ集まればむせ返るようだ。
軽い酩酊にも似た感覚のなか、テンゾウはカカシに問う。
「もっと……の先は?」

カカシがまた、イヤイヤと首を振る。
どうしてこう、この先輩は最後の最後で、強情を張るのか。
そして自分はどうして、こうも最後の最後で、意地悪くなってしまうのか。
「言ってくださらないと……わかりませんよ」
まったく、何という言い草だろうと思いながらも、テンゾウは駄目押しのように耳元に唇を寄せた。
「せんぱい」