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 お婿にいった四+カカのお話
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2007年04月09日(月)
桜宵 2-18禁-


八分がところ咲いた花に埋もれ、幹近くの枝に座る。
後ろ抱きにテンゾウの膝の上に乗せられて、下腹の底からふつふつと湧いてくる愉悦にひたり、仰ぎ見れば月。
桜の温かみのある白とは異なり、わずかに蒼く見える。
重なる白と白に、カカシは一瞬、気が遠くなりそうだった。
それとも、これはテンゾウがもたらす心地良さのせいだろうか。

「動かないでください、枝が折れたら困ります」
繋がったまま、そんな無茶を言われても、と抗議するが、後輩は
「桜の木は腐りやすいんです。折れたり傷がついたりしたところから、弱っていくんです」
と、噛んで含めるように言った。
ならばじっとしていればいいものを、テンゾウはまるでゆりかごが揺れるかのようにゆっくりと揺れながら、時折指先で身体のあちこちを探ってくる。
そのたびに、鎮まりかけた熱がかき回されて全身に散っていく。

バンザイをするように上げた腕を、テンゾウの首筋の後ろで交差させて身体を支えているために、両手の自由が利かないこの態勢を、彼が好んでいるのは知っていた。

「でも、この辺りの桜は」
わき腹からなで上げてくる手に気をとられていると、テンゾウの声が低く耳に響いた。
音が伝わるかすかな振動にまで反応して、震える身体がいっそ恨めしい。
「掛け合わせではなくて、原種に近い。樹齢も長く、木の葉の里が出来るずっと前からあったのだと思います」
「そぉ?」
ようやく返したカカシの言葉は、掠れていて、ほとんど喘ぎ声に近かった。
「だから、多少なら、大丈夫です」
同時にずんと突き上げられて、息が詰まるほどの快感が指先まで駆け巡る。
思わずあがった声に含まれた甘い色は、さすがにごまかしようがなかった。
「気持ちいいですか?」
唇を探るように動く指に噛み付き、舌を絡ませる。
「うん……気持ちいい」

快感を恥じる気持ちは、カカシにない。
快感を享受することは、そのまま生きていることを享受することに繋がっていると、教えてくれたのはだれだったか。
ずっと昔、任務をともにしたくの一だったか。戦場で戯れにじゃれ合った同性のだれかだったか。
明日をも知れぬ生だから、少しでも実感できるときに味わっておこうとでも言うように。
あるいは、花街の太夫だったかもしれない。
生きながら苦界に身を沈めた彼女らも、どこか忍と似通った諦観を抱いていた。

けれど、この後輩との交わりは、そんな刹那を確かめ合うようなものではなくなっていた。
「ボクも、気持ちいいです」
ひそやかな囁き声に、また身体が震え、下腹が熱くなる。
掌がわき腹から、脚の付け根へと下りてきて、下生えのような和毛を撫でる。
「先輩……脚、もっと開いて」
ねだるというよりは、懇願の口調で言われ、カカシは素直に脚を開いた。
不安定な態勢が、一層傾いて、思わず下肢に力が入る。
「うっ」
締め付けてしまうのに、テンゾウが呻いた。
ドクンと脈打つのを内側に感じて、カカシの吐息はまた震えた。