世田谷日記 〜 「ハトマメ。」改称☆不定期更新
DiaryINDEX|past|will
本日、ワインショップの仕事納め。大晦日も仕事であります。 でもって、売上記録更新いたしました。 やったぜー、いぇ〜い!
お客様の中に、アシュトンケルダ― ルーデワルを買いにいらした方があって、 「売り切れました」というと、ほんとにほんとぉ〜に残念がっていました。 実は私もきょうお店に行って売り切れていることを知り、愕然とした次第。 次に入ってくるのは新年明けて7日だって。ううー
--
今年読んだ本と買ったけれど読まなかった本について書こうと思ったけれど、ほとんど 何にも覚えていなかった。あちゃー
印象に残っているのは、吉本ばななの「彼女について」。とにかく怖かったので。 それから、確かに読んだ!という記憶があるのは、大竹伸朗「カスバの男」。
角田光代が解説で、この本を読んでモロッコへ行きたくなって行ってみても、 そのモロッコと大竹伸朗描くモロッコ(カスバ)はきっと全くの別物なのだ、 という意味のことを書いていて「そうだ、絶対にそうだ!」と思った覚えがある。
あと、読みかけの本のなかに内田樹「レヴィナスと愛の現象学」というのがあって、 その前に読んだ内田樹「他者と死者 ラカンによるレヴィナス」をパラパラ読み返していたら 夢中になってしまった。だってほとんど何が書いてあったのか忘れいたんだもん。
ちなみに「他者と死者」の帯には
”偉大な思想を自己の内部に迎え入れるか否か。 これは実存的な「賭け」に類するものだ。”
…と書いてあって、この意味がまったくわからないのですよ。 それでも2013年は「レヴィナスと愛の現象学」を読む気満々なのです。ほっといてー
--
今年の物故者のなかに音楽評論家の吉田秀和さんがいて、そのことを書こうと思ったのだ けれど、どうやら時間切れぽい。
古い話だけれど、2011年、吉田さんの「ソロモンの歌/一本の木」という本をむさぼるよう に読んでいて、読み終わったタイミングで3.11の大地震に見舞われた。 視界の中で景色が振動している最中にも「吉田さんは今どうしているだろうか。この地震を どんなふうに思っているんだろうか」と考えていた。 そしてその後の津波の被害ということがあって、それが結局「死者と他者」を読むきっかけを 作ったのだ、と思っている。 なので、そんなこんなを、新年早々書くかもわかりません。
--
今年は四月末に引越しをして、世田谷へ戻った年だった。 ターニングポイントには違いないけれど、ターンした結果どっちを向いているのか、 自分でもまだよくわからないのですよね(小声になる)
でも、世田谷へ来られてしゃーわせなことは間違いないです。 元気にやっていこうと思ってます。来年もよろしくお願いいたします。
|