世田谷日記 〜 「ハトマメ。」改称☆不定期更新
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2012年12月30日(日) SEKAI NO OWARI

何年ぶりでみただろう、日本レコード大賞。

AKB、きゃりーぱみゅぱみゅ、SEKAI NO OWARI、ファンモン、これみんなライヴで
観られてしゃーわせだった。

このご時世にバンドの名前がセカイノオワリって、すっごいリリカルだと思ったら、
楽曲はもっとリリカルで。
アンドロメダハイツ何するものぞ、洋楽要らずのこの頃、なのだね。
もうこうなりゃ実年齢なんか意味ないね!って感じで楽しみました。


明日の紅白歌合戦には斉藤和義が出るそうだけど、

 ♪愛なき時代に生まれたわけじゃない〜

って、2012年の紅白で生で歌うって、実に実に生々しくっていいんじゃない?
この曲の最初の方で、

 ♪なつかしのきのうは、いま雨の中に

っていうところを聴くと、いつも泣きたくなる。


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このワイン、この2ヶ月に飲んだうちで一番美味しかったワイン。
南アフリカの、アシュトンケルダー ルーデワル といいます。








カベルネ・フラン 50%
ピノタージュ 40%
メルロー 10%

私はきっと、このカベルネ・フランというのが好きなんじゃないかと思うのだけど…。
個人的にあまり果実っぽい酸味というのが好きではなくて、タバコ、ナッツ、オーク樽の香り、
等々書いてあると心惹かれる。
ルーデワルのPOPには、タバコやチョコレート、ローズマリー等の香りと書かれていて
「こりゃ当たったらでかいかも」とは思っていたんだ。


飲んでみたら、最初のうちは、、、
昔風の硬派の男(ちょっとハンサムだけど、いかんせん昔の顔)って感じ。
正しく男らしい男(書いてある通りの深みある味)なのだけど、あまり会話ははずまない、
面白くなってはこない。

それが、時間とともに柔らかさが出てきて、気がつくとかなり好きになっているんだな。
そういうことに、二日目になって気がついた。でもそれは恋愛感情ではなくて友情ぽいのね。
だから緊張せずに、安心して飲める。楽しめる。

たしか三日で飲みきったと思うのだけど、最後は本当に柔らかくて美味しくて。
でも柔らかくはなっても、厚みは保ってるし、変な酸味もない。実に盤石。
それはたとえば、、、堅い二枚目の男の子が、長じて実に人間味のある穏やかなおじいさんになった、
みたいな感じかな? もう少しこのままリラックスしてお話うかがっていたい、みたいな。ね。


私がこのワインをどんなに気に入っているかおわかりいただけたかと思いますが、
ワインを男性にたとえて評価するのはこの一本だけにしておきたいと思いますです。はい。







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