世田谷日記 〜 「ハトマメ。」改称☆不定期更新
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積もった雪に太陽が反射して、まぶしい朝だった。 玄関から通りまでのアプローチを雪掻きしてから東京へ。予定通り映画「ニューイヤーズイブ」を観る。舞台はニューヨーク、時は大晦日。とっても洒落てて、泣かされて、最後は元気が出る、アメリカンハートウォーミングという言葉を思い出させる作品でした。ウェルメイド。
もともと私はオムニバス映画とか、複数ストーリー交錯映画って大好きなのだ。造りそのものがすでにお洒落。これで中味も良ければ、傑作短編集を堪能するのと似た感じを味わえる。「ニューイヤーズイブ」は長編だけれども、なかに、微妙に袖擦れあいながら交錯する複数のストーリーが入っている。しかも新旧豪華キャスト競演でとっても贅沢。
ボンジョビくんとミシェル・ファイファー姐さんに「お久しぶりです!」と心のなかで挨拶をし、サラ・ジェシカ・パーカーの声の可愛らしさを初めて知って「あら素敵!」と驚き、デ・ニーロの芝居に「すれっからし爺め!」と悪態をつきながら泣かされている間じゅう、私の精神年齢は確実に二十歳に逆戻りしていたと思う。
…いやいや、待てよ。そもそも私の精神年齢って普段からそんなものだったんじゃなかろうか。そう思ってみると妙にしっくりくるんだよなぁ…(すんごいことに気が付いちゃった)。 -- 本日の購入本。丸ビル青山ブックセンターにて。
「カスバの男 モロッコ旅日記」 大竹伸朗(集英社文庫) 「大和なでしこ整体読本 身体を取りもどす七つの力」 三枝誠(ちくま文庫) ここのところ、謎の古代文字だとか、占星術だとか、エーテル体だとか、怪しい読書ばっかりだったので、やっとまともな、しかも凄い当たり本に、、、と書きかけてふと気づく。これ二冊とも結構なスピ系じゃないの? しかも「男」に「なでしこ」で陰陽になってるー。 いずれにしても「カスバの男」が文庫本で手に入るとは。ありがたいことでございます。
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