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■ 誤解
久しぶりに週末の中央線下り電車。 いやーーー、やっぱり混むわ。新宿あたりから一気にです。 腕いっぱいのばしてつり革をつかむちびっこな私。腕に食い込むバックがつらいし、横にいる半寝のおじさんの予想のつかない揺れ、背後のしっかりしていると思わせていきなり突撃してくるおにーさんの攻撃にまったくもって気が抜けず、最寄駅にたどり着くにはまだまだなのに、ちょっと気がフーっと遠くなりかけてましたさ。 あと3駅!という段階で斜め前の人が降車。でももう少しだから座らないの、だって寝たらもういろんな意味でアウトだから。 と思い、さあ、いまもうすぐにでも眠れるに違いない横にいる予想のつかない揺れをするアナタ、座るがよいよ、と思っていたらもちろんだよ、とばかりに座ってくれて。おお、これでとりあえず腕に食い込むバックは手にぶら下げることができて楽だね、と思ったら、 「ちょっと、横詰めて」 と、すぐにでも寝そうなおじさんがとなりの若者たちに声をかけ、ひとり分の隙間を作り上げてました。ま、まさか・・・ 「どうぞ♪」 笑顔を私に向けているよ。 「ありがとうございます」 と能面のような笑顔を向けて座る私。
ほんの数駅だけど、私だってすぐにでも眠れそうな人間だったので、眠らないように一生懸命戦ってしまいました。
親切にありがとう。 でも、思いがけない眠気との戦闘に、駅についたときはふらふらでした。 ああ、嬉しいけどもつらかった今日の終わり。
2006年09月08日(金)
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