反応すること はたらきかけに応えること そこに宇宙が生まれる それが宇宙のルールだとどっかで読んだ どっっかというより あっちこっちだったかもしれない ひとつのインスピレーション その時だけ、合点がいったような気がするだけ 今は偏屈虫 わたしにおかまいなく どうか そちらはそちらで つまりは こんな偏屈虫が悪の元凶 虚無 育てられない関係 感謝知らずな心… わかってる わかってる… この虫を飼い慣らさなければならないこと 問いかけに反応すること はたらきかけに応えること ほほえみを返すこと 時々 出来なくなる まるで防火シャッターをバシャンと目の前に下ろしたように 虚無の闇にひとり膝を抱える そんな愚か者にも 朝は来るのです ありがたいことに… シモーヌ・ヴェイユの愛した詩をここに印しておきます。 訳者のお名前を失念してしまいました。 詩 「愛」 ジョージ・ハーバーと 「ようこそ おいでくださった」 と、愛は喜んでわたしを向かい入れた。 しかし、わたしの魂はたじろぐのだった。 霧に還るべき罪の身であったから。 だがめざとい愛は すでに入り口にてためらい臆しているわたしを見逃さず わたしに近づき、そして尋ねた。 「約束でもおありか?」と。 わたしは応えた。 この家にふさわしい客がおりませんと。 愛はいうのだった。 「その客になるのです」と。 何ですって?情け知らず恩知らずのこのわたしがですって? とんでもございません。 あなたのお顔を拝することもできないわたしなのです。 愛はわたしの手を取って微笑みながら問うのだった。 「目を作ったのはだれなのか、このわたしではなかったのか」と。 仰せの通りでございます。 でも、わたしはその目を傷つけてしまったのです。 この恥ずべきわたしなどおかまいなさらず放っておいてくださいませ。 それに見合うところへ落ちてゆけばよいのですから。 すると愛は言うのだった。 「あなたは知らないのか、あなたの代わりに責めを負ったその人を」 かたじけのうございます、尊き主よ。 わたしこそ僕となってお給仕いたします。 「まあいい、お座り… そしてわたしのもてなしを受けなさい。」 そこで、わたしは座って食した。--
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