日々の泡

2008年07月19日(土) MILESTONE

 午前一時を回り
すでに日付は変わり
わたしの時は区切られたのだけど
このチャンスを逃して
昨日を引きずったまま ここにいる。
世の中の仕組みはいい塩梅に出来ていて
その気になれば古い角質を剥ぎ捨てて
新しい顔で生きられるマイルストーンがそこここにあったりする。
「その気になれば」だ。
問題はそこ。
 満月
今宵は満月だと教えてくれた人がいた。
黄昏にはひどい夕立。
果たして 月は見えたのだろうか?
月の朔望だって
その気になれば ひとつの道標
丸い黄色のマイルストーン
新しい四週の始まり…それとも終着?
どちらにしても
その気になれないわたしは
真夜中の空腹に
じゃがりこなぞ抱えて
こんな文をつらつら書いている。
黄色い月
とろりと溶けて
道標は形をなくして…
昨日と今日は曖昧に混じり合ってしまった…


 < 過去  INDEX  未来 >


茉莉夏 [MAIL]