2009年07月21日(火) |
診療を休んでまで日食を見る歯医者 |
前回の日記の後、多くの方から歯医者さんの一服BBSに書きこんで頂いたたり、メールをいくつも頂きました。いずれも温かいメッセージばかりで恐縮しております。 既に前回の日記で書いてはおりますが、日記更新を休止することを宣言したわけでありまして、歯医者さんの一服サイトは完全に閉鎖するわけではありません。しばらくは更新を休止するということでご理解頂ければと思います。
さて、ご存知の方も多いとは思いますが、明日、7月22日は日本全国で日食が観測されます。中でも、鹿児島県のトカラ列島付近では皆既日食が見られるとのこと。全国から多くの人がトカラ列島は押し寄せ、皆既日食を一目見ようとされているようですね。 僕の知人にも皆既日食を見た経験のある方がいるのですが、この方曰く、皆既日食は大自然の神秘であることを実感する天体現象なのだそうです。部分日食や金環日食とは異なり、皆既日食時には日中にも関わらず夜のように暗くなるのだそうで、気温も下がるし、周囲の動物が騒いだりするのだとか。大自然の力に圧倒される感動を覚える天体ショーであることは間違いなく、一度皆既日食を見るとハマッてしまう人がいるのも納得できるのだそうです。
当地では7月22日、皆既日食を見ることはできませんが、それでも最大8割以上月が太陽を隠す部分日食を見ることができます。最も太陽が欠ける時間帯が正午前だそうです。先日、地元歯科医師会の会合があり、この話題でもちきりになったのですが、驚くことにほとんどの先生方がこの日食に興味があり、診療を休んで見ると言っていたことにはびっくりしました。 「世紀の天体ショーって言うだろう。ちょうど昼の時間帯なので午前の診療を少しばかり早めに終えて、日食を見るつもり。」 「スタッフが日食を見てみたいって言うんだよ。患者さんには悪いんだけど、何十年に一回のことだから、7月22日の11時からの時間帯だけは休診にさせてもらったよ。」
中には 「うちの歯科医院、いつも暇だから、7月22日の日食も余裕で見ちゃうよ。」 とのたまうツワモノもおりました。 皆さん、結構暢気なものです。それだけ歯医者が暇だということを言っているようなものですが、日食に関心があり、日食を楽しむことができる精神的余裕があるのかもしれません。
僕は7月22日は診療そのものは休診なのですが、雑用があり一日中外に出向いております。仕事中、外を見る余裕はないかもしれませんが、もし、日食が起こる時間帯が雑用の合間の時間帯であれば、日食を見てみたいと思います。
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