歯医者さんの一服
歯医者さんの一服日記

2009年06月11日(木) 嫁さんの瞬間声変わり

先日の朝のことでした。仕事へ出かけようと身支度をしていると我が家の電話が鳴りました。側で化粧をしていた嫁さんは僕に言いました。

「そうさん、電話に出てよ。」

仕事の時間が迫っていた僕は電話に出ませんでした。“いい加減にしてほしい”という不機嫌そうな顔をしながら、しびれを切らした嫁さんはかかってきた電話の受話器を上げたのです。電話に出た瞬間

「○○さん、いつもお世話になっております・・・・。」

この日記がテキストなのでこの会話の状態が再現できないのが極めて残念なのですが、嫁さんの声のトーンは、一瞬にして明らかに、劇的に変わりました。電話の直前までの不機嫌そうな低い声から電話では如何にもさわやかな、余所行きの声に変わったのです。その声の変わりようといったら・・・。

少年の場合、中学生の頃に声変わりがあります。それまでの幼い声から低いトーンの声になり、一気に大人になる変化の一つとなるのですが、嫁さんの場合も見事なくらいの声変わり。少年の場合、徐々に声色は低いトーンになりますが、嫁さんの場合、声色は高いトーンへ。しかも、一瞬にして変わるという速さ。直前の僕と話をしていたあの声は一体何処に行ったの?と言いたいばかりの身の変わりの速さに今更ながら開いた口が開かなかった歯医者そうさん。

電話終了後、嫁さんのそのことを指摘すると

「これは条件反射ってやつよね。身内以外の方には地声は出せないわ、ハッハッハ・・・。」


皆さんのお宅でも、瞬間声変わりの方はいらっしゃるでしょうか?


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