2008年12月26日(金) |
年末年始の医者、歯医者のかかり方 |
毎年この時期に必ず書いていることを今年も遭えて書こうと思います。既にご存知の方でもいざとなった時にどのように対処したらいいかわからないものですし、ご存知でない方にはやはり知っておいてもらいたいことですから。
年末年始、ほとんどの医療機関は休診となります。皆さんが普段かかっている病院、医院、診療所、そして、歯科医院でも休みのところがほとんどでしょう。このような時期にもし体調が崩れたり、怪我をしたり、歯や歯肉、口の中に異常が診られたらどうしたらいいでしょう?普段から健康に気を遣っているつもりでも、年末年始に突然体に変調をきたすことは誰にでも可能性があることです。そのような場合、どうすればいいのか?
大切なことは日頃から世話になっている医療機関に年末年始の対応について事前に確認しておくことです。休診になっているのか、応急処置をしてくれるのかどうか、もし、休診するなら代わりの応急処置はどこで受けたらいいのか等々電話で確認しておくことが大切です。 年末年始、帰省場所や旅行先で体に異変が生じた場合、どうすればいいでしょう?この場合、帰省先の場合であれば情報があるかもしれませんが、それでも、長年帰省していない故郷の場合、それまでかかっていたかかりつけ医が廃業したり、移転したりしていることもあります。旅行先であれば医療機関に対する情報は無いに等しいでしょう。 このような場合も事前に年末年始の医療対応について調べておくことが大切でしょう。地元の新聞の地方欄や公報には年末年始で応急処置を行っている医療機関が必ず書かれています。また、インターネットでも地元市役所、区役所、役場などのホームページや医師会、歯科医師会のホームページなどで情報が公開されています。これらを利用するのがいいでしょう。
それでも、なかなか調べられない場合は、119番をかけましょう。119番といえば消防や救急車の出動を要請する専門ダイヤルのように思われるかもしれませんが、医療機関の情報も確実に持っています。どこか自分がかかりたい医療機関は近くにないかどうか尋ねれば、何箇所かの医療機関を教えてくれます。年末年始を前に各地の医師会、歯科医師会では年末年始の応急診療体制について地元消防署に情報提供しています。これら情報をもとに消防署は医療機関の問い合わせに対処しているわけです。いざとなったら119番で年末年始に診療をしている医療機関を尋ねることです。
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