2008年12月11日(木) |
口内炎は歯医者で治しましょう! |
数日前、僕の下唇の粘膜には口内炎ができました。下唇に何か痛みのようなものを感じるなあと思い、鏡で確かめてみると直径0.3センチ程度の口内炎があったのです。僕は直ちに口内炎用の軟膏を患部に塗布しました。今朝の時点では口内炎はあるものの大きさは半分程度にまでなりました。舌で口内炎を触っても違和感はなく、ほぼ気にならない状態にまでなってきました。
口内炎はほとんどの人が苦しんだ経験があるのではないかと思います。ある時突然、口の中が荒れたような状態になり痛みを感じる。口の中がただれているような熱さを感じるような症状が出るものです。どうすればいいのかわからずそのまま放置している人も少なくないように思います。 口内炎に関してはいろいろと研究があるようですが、本当の原因はわかっていません。体調や免疫のバランスの崩れ、栄養状態の問題等々言われていますが、口内炎発症のメカニズムは見つかっていないのが現状です。そのため、口内炎の治療は基本的には症状が出現してからの対症療法です。 具体的にはある種のステロイド入り軟膏を塗布することが治療法となります。口内炎は口の中の粘膜が炎症を起こし、粘膜の上皮の一部が欠けている状態です。軟膏を塗布すれば、炎症を抑え、欠けている粘膜の一部を保護することができます。そのことで症状を抑え、口内炎の治りを早くさせるのです。 一方、口内炎の中には特定のばい菌によるものがあります。カビの一種であるカンジダ菌やある種のウィルスによるものです。これらは通常のステロイド入り軟膏では効果が少なく、特定の軟膏や場合によっては飲み薬を飲まないといけない場合があります。
口内炎は放置していても最終的には治るものですが、治るまでの間、非常な違和感を覚えます。たかが小さな口の中の口内炎でも痛みを伴ったものは非常に気になるもの。適切な処置を行えば、こういった苦しみからは少しでも早く解放されるものなのです。口内炎ができれば、直ちに歯医者に駆け込み専用の軟膏を処方してもらった方が得策だといえるでしょう。
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