2008年08月19日(火) |
暴走族が少なくなった訳 |
そう言えば・・・。昨日の夜ふと感じたことがありました。それは
“暴走族が来ていない!”
うちの当たりは田園地帯ではありますが、自宅のすぐ近くに道路があります。車が通る音が良く聞こえるのですが、夜にもなると交通量が少なくなり、実に静かな夜を迎えています。ところが、夏の夜の定番になっていたかもしれませんが、この暑い夏の夜、必ず聴こえていたのが暴走族のバイク音でした。何台ものバイクが連なり
“ブ〜ン、ブンブンブン・・・” と大きな音を立てながら、我が物顔に走っていたのです。寝床に入りいざ深い眠りにつこうとした時や寝ている最中の眠りが浅くなった時、大音響のバイク音を聞かされると睡眠のリズムが崩されたようになり、その後の睡眠がうまく取れなかったことは一度や二度ではありません。その影響は翌日に持ち込まれ、何となく体がだるい一日を過ごさざるをえなかったのです。全くもってうっとおしいとしかいいようのなかった、暴走族。
ところが、この暴走族がこの夏ほとんど自宅前を走らないのです。実に静かな夜を過ごしていたのです。僕にとってこれは非常に歓迎すべきことですが、どうして暴走族が走らなくなったのか? その最大の理由は燃料費の高騰でしょう。昨今の原油高でバイクの燃料費も値上がりが続いています。一方、暴走族はといえば、金に余裕のある暴走族はあまりいないことでしょう。以前であればいくら夜の間走り続けたとしても、何とかお金を工面して燃料費を確保し、日頃のうっぷんを暴走で解消できたのでしょうが、最近の原油高はおそらく暴走族の想像をはるかに越える勢いで上昇していったのでしょう。そのため、暴走族は走りたくても走れない。そんな状況に自然と追い込まれていったのではないかと想像するのです。
いずれにせよ毎晩平和な夜が訪れることはうれしいことですが、その反面、ストレスを暴走で発散できなくなった暴走族の面々はどうしているのだろうか?とも感じます。暴走するのではなく、何か別の犯罪的なことに手を出し始めたらと思うと、思わず治安の悪化を心配してしまう、歯医者そうさんでした。
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