歯医者さんの一服
歯医者さんの一服日記

2008年03月14日(金) 女性と話をするのが苦手

今年42歳になった歯医者そうさんですが、今だに密かにコンプレックスを感じていることの一つに女性との会話があります。女性と話をする時、何を話せば良いかわからない時があるのです。

幼少から小学生にかけて、僕の周囲には男の子の友達はいても女の子の友達はいませんでした。運動会で女の子と手を組んでダンスをする時、手を握るのが苦手で視線を合わせることができず、どことなく体が緊張していたものです。話をする以前の状態でした。
中学、高校時代の6年間は男女別学という形態の学校へ通っていました。女子生徒はいるものの、男子生徒とは全く別のクラス編成だったのです。僕の友人の中には“そんなの関係ねぇ〜!”と堂々と女子生徒と付き合っている輩がいましたが、僕は全く同じ学校の女子生徒と付き合うことなく中学、高校の6年間を過ごしたのです。

女の子と話し出すようになったのは大学に入学してからでしたが、話をするにしても共通の話題が見つからず会話が長続きしない。会話が途絶えてできる沈黙の間が何とも嫌で、どうしてもっと気軽に女の子と話をすることができないのだろうか?と一人悩んでいたものです。今から思えば、話したい時に話せばいいと気軽に考えればとでも言いたくなるのですが、元々奥手である僕は、臆病で、女の子との会話は何か特別なことのように信じこんでいたのです。

その後、こんな僕にも人並みに彼女ができ、そして、今の嫁さんとも出会うことになります。また、今の職場では、僕の周囲はほとんど女性です。女性といっても僕の診療所のスタッフは僕よりも年上の女性スタッフばかりですが、女性と常に話をする環境にようやく慣れてきたところでしょうか。
ただ、今でも僕の友人で、どんな女性ともいつでも気軽に話ができる輩を見ているとうらやましく感じます。何も意識せずに女性と話ができたらなあ?そんな日がいつかは来て欲しいと願う、歯医者そうさんでした。


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