歯医者さんの一服
歯医者さんの一服日記

2008年02月19日(火) ど根性ふきのとう

皆さんのお住まいの所では寒い日が続いているでしょうか?
僕が住んでいる場所ではほとんど毎日のように雪がぱらつき、朝起きてみると雪が積もっているような状態です。北国の方であれば“そんなこと当たり前じゃないか?”とお叱りを受けそうですが、当地ではここ数年、いやここ十年以上になるかもしれませんが、の中では最も寒い冬のシーズンを過ごしているように思えてなりません。

寒い冬のシーズンで嫌なのは、診療を始める前の診療所の準備です。うちの歯科医院は自宅の隣にあります。そのような環境から診療所の準備は朝起きて直ぐに準備するのが習慣となっています。ただ、朝一番に診療所に足を踏み入れた時の底冷え感はいつまで経っても慣れません。寒くて身が震えてしまう寒さ。そのような寒さの中、暖房のスイッチを入れ、診療所の外回りの掃除をするのが日課となっています。

さて、先日、一日の診療の準備を終え診療所の隣にある駐車場の側を何気なく見ていると、下の写真のようなものを発見しました。







ふきのとうです。


まだ、春は遠く、寒い日が続いているのですが、ふきのとうは季節の動きを感じているのでしょうか?アスファルトの隙間から力強く芽を出しているのです。
かつて、アスファルトの隙間から出てきた“ど根性大根”がブームになったことがありますが、さながら診療所の駐車場の片隅に見られたふきのとうは、うちの歯科医院の“ど根性ふきのとう”と言っていいのかもしれません。
寒い冬に耐えながら辛抱強く、懸命に生きているような“ど根性ふきのとう”の力強さを少しでももらいたい。“ど根性ふきのとう”を見ながらそのようなことを感じた、寒さに毎日震えている歯医者そうさんでした。


 < 前日  表紙  翌日 >







そうさん メールはこちらから 掲示板

My追加