歯医者さんの一服
歯医者さんの一服日記

2008年02月04日(月) 付け届けの中身は大量の・・・

「先生、つまらないものですけども召し上がって下さい。」

先日、ある患者さんから下の写真のようなものを頂きました。





付け届けです。これまでも何回か付け届けを頂いたことがあります。患者さんからは治療にかかる治療費は頂きますが、付け届けに対しては全くこちらから強制することはありません。ところが、実際の患者さんの中には付け届けを持参する方がいます。この付け届けを受け取るべきか?うちの歯科医院では、付け届けは基本的に受け取ることにしています。個人開業の歯科医院ですし、患者さんに何かの意図があるというわけでなく、高額のものではない限り、患者さんからの純粋な気持ちとして受け取ることにしています。
今回の患者さんの付け届けも有難く受け取ることにしたのですが、上の写真のようなものでしたから僕は何かの生ものケーキのように思いました。

「知り合いから貰ったものですけども、私だけで食べきれませんから。」

“そんなにたくさんのケーキをもらったのか?”と少々驚きながらも、僕はスタッフに診療所の冷蔵庫に保管するようにお願いしました。





一日の診療終了後、冷蔵庫に保管していた付け届けを確認しようとしました。ケーキですから長期間置いておくのはもったいない。早いうちに食べてしまわないといけない。僕はケーキの箱を開けたのですが、開けた箱の中身を見て僕は面食らいました。








箱の中にはこのような三種類のチョコレートが




大量に入っていました。






実際に数えてみました。全部で295個。ほぼ300個のチョコレートが入っていたのです。僕がケーキとばかり思っていたのは、単に箱を見た先入観からで、実際の箱はチョコレートを入れるための容器に過ぎなかったのです。
思わず失笑してしまった歯医者そうさん。これまで何年も歯医者をしてきましたが、このような大量のチョコレートを頂いたのはこれが初めてです。

結局のところ、スタッフには大量のチョコレートを持って帰ってもらいましたが、スタッフに持って帰ってもらってもまだ大量に余っていたチョコレート。スタッフの休憩中の間食用と我が家のおやつとして頂くことにしました。

歯医者に対して大量のチョコレートの付け届けというのもユニークな発想だとは思いますが、それにしても世間にはいろいろな考え、発想の人がいるものだと感心した、歯医者そうさんでした。


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