2007年12月25日(火) |
40歳以上の歯医者との見合いを相談されて |
今日の日記の内容は僕の独断がかなり入っていることを最初に断っておきます。
先日、僕はある知人から相談を受けました。その相談とはお見合いの相談。 知人は歯医者ではない方なのですが、自分の従妹が見合いをすることになったというのです。従妹の方とは年齢が30歳台前半のOLなのだそうですが、お見合いの相手が30歳代後半、40歳に手が届こうとしている歯医者だというのです。知人の話によれば、その歯医者は既に自分の歯科医院を開業しているそうなのですが、開業のために結婚が遅くなったとのこと。“従妹にこの縁談は合っているのだろうか?”という内容の相談でした。
“う〜ん” と思わず考えこんでしまった歯医者そうさん。
男女の仲というもの、相手がどんな人であろうとも相性があります。側から見ていて“どうかな?”と思っていても、本人同士が気に入れば、それはそれでいいとは思うのです。ただ、僕が考え込んだのは、僕自身歯医者であり、歯医者の実態というものを他の業界の人よりは詳しく知っているためです。
僕自身の知り合いの歯医者、某歯科大学時代の同級生、先輩、後輩、他大学歯学部や他歯科大学の知人の歯医者を見る限り、男女関係無く8割〜9割方の歯医者は結婚をしています。結婚をしていない歯医者はごく少数派であることがいえると思います。 それでは、どうして40歳近くになって一度も結婚できない、結婚しない歯医者がいるのか?ということになりますが、知人のケースのように、歯科医院開業のために婚期が遅くなった歯医者がいるのは事実だろうとは思います。しかしながら、正直に書きますと、40歳近くになって結婚しない歯医者というのは、相当な事情があるはずなのです。 その事情とはいろいろあります。家庭的な事情もあれば、どうしても異性を愛せない人もいることでしょう。中でも最も多いと考えられるのは、結婚しない歯医者自身のパーソナリティ、性格に起因するものではないかと思うのです。もっとはっきりと書きますと、どこか個性的といいましょうか、変わっている所がある歯医者ではないかと。
個性的な歯医者だからといって患者さんの治療に問題があるかというとこれは別問題だと思いますが、この場合の“個性的”という意味は、少なくとも結婚をし家庭生活を営むことに問題がある、避ける、嫌がっていることを指しています。僕の周囲を見てみて、40歳以上を過ぎても結婚していない歯医者を思い浮かべると、非常に個性的な歯医者ばかりです。もし、僕がそんな人たちを誰かの結婚相手に紹介しようとできるかといいますと、僕は無理だと答えるでしょう。
歯医者というとハイソなイメージを持たれる方がいるかもしれませんが、少なくとも40歳以上を過ぎて独身の歯医者というのは、独身であるだけの理由があるもの。もし、40歳以上の歯医者と結婚を前提に付き合う場合、このことを前提にお付き合いする必要があると思います。
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