歯医者さんの一服
歯医者さんの一服日記

2007年11月28日(水) 携帯電話の価格ってこんなに高かった?

昨今、携帯電話会社同士の販売競争がますます激しくなっているのは皆さんご存知のことと思います。どの会社も様々な機能やデザインを持つ新機種や通話利用料金のコースを多種多様そろえ、一人でも多くのユーザーを囲い込もうとしています。
かくいう僕も携帯電話ユーザーの一人なのですが、僕が使用している携帯電話はNTTドコモ製のものです。本来なら他の会社の携帯電話を使いたいのですが、僕が住んでいる田舎では通話できる携帯電話会社がNTTドコモだけ。そのため、自ずと携帯電話の選択肢がNTTドコモということになってしまうのです。

このNTTドコモ、最近は905iシリーズという新たな新機種を販売し始めています。これは全ての905i機種でワンセグが視聴できたり、海外で使用できたり、ゲームやGPSが使用でき、ブロードバンド並みの高速通信が可能という触れ込みです。ここまで機能アップするとさながらモバイルパソコン端末のような様相です。
今春に機種変更をしたばかりの僕でしたが、今回の905iシリーズの機能アップには購買意欲をそそられました。実際に販売店に出かけサンプルを見てみると、デザイン的にも面白いものがあり、今回買い換えてもいいかもと思うようになったのです。

ところがです。今回の905iシリーズは販売台数が限定されており、予約をしてもなかなか手に入らないとのこと。今週から905iシリーズの店頭発売が開始されるようなのですが、販売される台数が限られてくるため、今購入する予約をしても実際に手に入れられるのは12月上旬。そこまでして買う必要があるのだろうか?と思いながらも、今回の905iシリーズの機能アップにはそそられるものがありました。

そこでふと疑問に感じたことがありました。それは最も大切なこと言ってもよい、価格です。NTTドコモのホームページを見てみると、価格はオープン価格となっていました。昨今、電気製品は定価を具体的な数字で表示することが少なく、オープン価格と表示することが多いのですが、僕は未だにこのオープン価格が好きになれません。販売製品を評価する基準の一つは定価であり、コストパフォーマンスを考えるには具体的な数字による定価表示は無くてはならないものであるはずなのですが、それをオープン価格としか表示しないのは、消費者に購入基準を与えないような感がせざるをえないのです。何か大切な物を隠しているような、ともすれば消費者を欺こうとするような意図さえ感じるのは僕だけでしょうか。

それはともかくとして、僕はオープン価格と書かれた価格の実際の販売価格を知りたく、自宅近くのNTTドコモ直営店に電話で問い合わせをしてみました。その結果、使用1年未満の機種変更では70,350円、使用1年以上2年未満であれば55,650円也。

諦めました、905iシリーズの購入は・・・。

どうも通話料金を値下げした影響と販売店への販売奨励金の減額などの影響で、携帯電話本体の価格を上げたようなのですが、それにしても携帯電話1台の値段が5万円や7万円もするというのは如何なものでしょう。僕自身、これまで携帯電話は1万円以下で購入してきましたし、時には1円で購入したこともあります。これまでの携帯電話の価格そのものが安すぎたのかもしれません。また、今回の905iシリーズは多機能ですからその付加価値分、価格に跳ね上がったのかもしれませんが、それにしても12月という何かとお金が入り用な月に携帯電話ごときに5万円や7万円も払うのはなあ。単に僕がケチなのかもしれませんが、同じ5万円や7万円払うなら携帯電話ではなく別の物を購入してもいいのではないかと思わざるをえませんでした。

実際のところは、予約は殺到しているとのこと。結構懐が豊かな人がいるものだなあと感じた、歯医者そうさんでした。


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