歯医者さんの一服
歯医者さんの一服日記

2007年11月10日(土) 発言小町にハマル理由

読者の皆さん、とりわけ女性の方ならご存知かもしれませんが、読売新聞のサイトの中に大手小町というコーナーがあります。読売新聞のサイトを訪れる女性を対象としたコーナーなのですが、その中に発言小町という掲示板があります。この掲示板は日頃の悩みを書き込むとその悩みに対して他の読者の人が意見をよせるという掲示板でして、毎日多数の書き込みと回答が寄せられています。反応の多いものにはランキングがついているのも興味深いところなのですが、最近、僕はこの発言小町を読むのがちょっとした日課になっています。一種のマイブームといったところでしょうか。

僕は野郎ですので女性のことはよくわからないところがあります。周囲には嫁さんやお袋をはじめとして何人もの女性とともに暮らしていますし、これまで何人もの女性と友達になったり、仕事上のパートナーであったり、何人かの女性とは親密にお付き合いもしてきました。このサイト“歯医者さんの一服”を立ち上げてからも、オン、オフの両方で何人もの女性と交流を続けてきました。

そんな僕ではあるのですが、女性のことを全てわかっているかというとその答えは否。付き合えば付き合うほどわからないことが多々あります。僕は基本的にスケベですので、女性のことは大好きなのですが、そんな僕でも女性の価値観、思考、生活習慣などを見ていて“あれっ?”と思うこともしばしばです。女性からみれば、“そんなの当たり前じゃない”と感じることでも野郎の僕にとっては新鮮な驚きであることが珍しくありません。そんな僕にとって発言小町に寄せられる質問や回答を見ることは、女性の本音が垣間見えるものとして非常に興味深く拝見しています。ほんと、勉強になることが多いですね。

発言小町を読んでみると興味深いことがあります。発言小町に寄せられる質問の中には、質問者があまりにも常識のない、くだらない質問をしていることがあるのです。男性である僕が見ていても、“如何なものかな?”と質問者の人間性を疑ってしまうようなものもあるのです。そんな質問に対しての回答は予想通りというのでしょうか、質問者に対して非常にダイレクトに時には辛辣な回答が多くを占めています。
“そらそうだろうなあ”と思いながら読んでいると、中に思わぬ回答に出くわします。それは、感情的ではない非常に客観的に冷静に質問に対する分析をし、冷静に質問者のプライドを傷つけないような回答です。うまく表現できませんが、物事を非常に達観してみた上での回答でもいうべきでしょうか。そんな見方、視点があるのかと思いたくなるような見事な回答なのです。

回答が多い発言小町にはこのような回答はすぐに埋もれてしまい、目立たないように見えるのですが、何か思わぬ貴重な意見で、僕としては思わぬ宝物を拾ったような、得した気分になるのです。

世の中、物事を決める時に多数決が取られ、多数の意見が優先されるのが常ですが、少数派の意見にも耳を傾けたくなるような、場合によっては正論であることがあるものです。回答が多い発言小町の中の少数の回答はまさにこうした正論、ツボを抑えた、真理のようなことを書かれている意見があります。僕が発言小町に魅せられる最大の理由がここにあります。

男性の僕からみても非常に面白い発言小町。まだアクセスされていない方は、是非一度アクセスしてみては如何でしょう?


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