| 2007年10月12日(金) |
隣に見ず知らずの女の子が寝ている? |
昨日の明け方のことです。寝室で眠っていた僕は自分の懐がいつもよりも温かいことに気が付きました。しかも、何か息のようなものが吹きかかっているように感じたのです。
“一体何だろう?“ 何気なく自分の懐を見た僕は、驚きました。なぜなら、僕のそばに見ず知らずの若い女の子が寝ていたのですから。彼女はそっと寝息を立てるとともに僕の方へ寄ってきます。寄ってくるだけではありません。足を僕の足にからませます。彼女の足の一部は僕の股間に触れるのです。
“ちょっと待ってくれよ!” 僕は思わず言いたくなりました。今年41歳の厄年を迎えている歯医者そうさん。既に結婚し、子供も二人います。この状況が20年前であれば僕は大いに受け入れることができたでしょうが、妻子持ちの身としてはこの状況には受け入れ難く感じました。
“一体この状況をどうしたものか?” 自分のおかれていた状況を理解することができず戸惑っている間にも、彼女はますます僕の方に迫ってきます。その迫り方は激しくなるばかり。思わず感じてしまう・・・!。 その時です。僕の耳に嫁さんの声が聴こえました。
「もうちょっとだめじゃない!」
“おいおい嫁さんに見つかったじゃないか?俺は何もしていないぞ。勝手にこの女の子が俺の側で寝ているんだからな”。
嫁さんが更に続けて言いました。 「○○ちゃん、こんな所に入り込んでいるよ。」
えっ!
嫁さんの声にわれに返った僕は、今一度自分の懐を見てみました。すると、そこには麗しき乙女ではなく、上のチビが入り込んでいたのです。
僕の寝室では僕と嫁さんの間に二人のチビが挟まるように寝ています。一種の川の字のような感じです。最近、上のチビは寝相が悪くなり、時折僕の方に寄ってくることがあるのですが、昨夜はどうも寝ぼけていたらしく夜中に自分の布団に入っているつもりが僕の布団に入り込んでいたのです。入り込むだけでなく中で動きまわりいつの間にか僕の足元を何度か当たっていたというわけです。僕が温かみを感じていたのは乙女ではなく、上のチビで、乙女が僕の股間を触っていたと感じていたのは、僕の布団に入り込んだ上のチビが更に動き、そのうちの何度かは僕の股間に当たっていたからだったのです。
嫁さんの声に気が付いた上のチビは、おもむろに僕の布団を見るや否や、自分の布団に戻り直ちに寝息を立てました。
“突然隣に女の子が寝ているようなことなんてないよな。”
寝ぼけて上のチビのことを女の子と勘違いしてしまった自分自身を苦笑いしてしまった、昨日の夜明け前の歯医者そうさんでした。
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