| 2007年10月05日(金) |
彼女への誕生日プレゼントに悩む |
「家内の誕生日に何をプレゼントすればいいのでしょうか?」
先日、久しぶりに再会した大学時代の後輩歯医者から尋ねられた質問です。この後輩は数年前に結婚して子供も授かった身ではあるのですが、毎年奥さんの誕生日にはプレゼントを贈るのだとか。プレゼントを贈ること自体は自分の楽しみでもあるそうですが、問題は中身なのだそうです。すなわち、未だに奥さんに対する誕生日プレゼントとして何を送るのか悩むというのです。 この後輩の悩み、僕も大変理解できます。僕自身、未だに嫁さんに何かをプレゼントする際、何をすべきか悩むのですから。
学生時代に初めて彼女ができ付き合っていた時、いつも頭を悩ませていた一つが彼女に対する誕生日プレゼントでした。彼女といろいろと話をしているうちに何に興味があり、どんな趣味があるかどうかはわかってはきていたのですが、当時“誕生日プレゼントは何が欲しい?“と直接尋ねることができなかった奥手の僕は、周囲の友達や先輩からの話を参考に無難な物を選びプレゼントすることにしたのですが、果たしてそれが彼女に気に入られるかどうかわからず不安で仕方がなかったのです。 結局のところ、当時の彼女は僕のプレゼントを気持ちよく満面の笑みを浮かべながら受け取ってくれたのですが、その後も何度かこのような機会はあったものの、果たして何をプレゼントすればよいかいつも悩み続けたものです。本当に僕のプレゼントに満足してくれるのだろうか?
相手を慕う気持ちがあれば、どんなプレゼントでも構わないのだろうと思ってはいました。それは僕が彼女からプレゼントをもらう立場であればそう感じたからです。僕も何度かプレゼントをもらうことがあったのですが、自分が心を許している彼女から貰う物というのはどんな物であったとしてもうれしいものでしたし、今もその気持ちは変わりません。この点、男女の違いは少ないのではないでしょうか。
年を重ねるとともにプレゼントは物の質ではない、気持ちであるという気持ちを強くは持ってきているのですが、いざ何かをプレゼントしようとすると悩んでしまうのは男としての成熟さ、進歩がないのではないか?別に格好をつけているわけではないのですが、定番のような代わり映えのないようなプレゼントをするよりは何かユニークで、気の利いた、センスを感じさせるものはないか?そんなことをつい考えてしまうのは悲しい性なのでしょうか?
さて、今の嫁さんに対してはどうかと言いますと、今年で結婚して12年目、僕のことは全てお見通しの嫁さんは、僕のプレゼントに対する悩みもわかった上で言います。
「現金かクレジットカードを用意しておいてくれたらいいからね。」
結局そんなところに落ち着くのでしょうか・・・。
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