2007年06月29日(金) |
有名人口元チェック ビリーズ・ブートキャンプ隊長 |
アメリカに旅行をされたり、留学をしたり、定住をしている人ならよくわかると思うのですが、アメリカでの食事というのは日本の食事に比べ大きく異なるものです。
多くの日本人がアメリカの食事を見て大きく面食らうのは、量の多さです。僕自身、アメリカのファーストフード店で“ラージサイズ”を見た時、日本での“ラージサイズ”との大きな違いに開いた口が塞がらなかったものです。当時の僕には、アメリカの“ラージサイズ”は1リットルかそれ以上の大きさのペットボトルのような大きさに見えたものです。
アメリカのステーキは本場であるということでアメリカのステーキを食べたこともあるのですが、日本で想像するステーキとは異なり、何か大きな足の人の草履のようなステーキの大きさに度肝を抜かれました。
公園で散歩をしていると、ポップコーンを食べているお兄ちゃんがいたのですが、ポップコーンが入っていた容器は大きなバケツのような容器。その容器の中にはこれでもかと言うくらいのポップコーンが入っておりました。 アメリカ人の胃の大きさは果たしてどれくらいの大きさなのだろう? そんな疑問を感じざるをえなかったくらい多いアメリカの食事量でした。
アメリカの食事は、単に量が多いというだけではありません。カロリーも相当高いもの。僕はアメリカの知人宅を訪れた際、現地のチョコレートを頂いたのですが、食べた瞬間、余りの甘さに思わずチョコレートを口の外に出してしまいたい衝動に駆られました。チョコレートは甘いのは当然だとは思っていましたが、それまで日本で食べてきたチョコレートよりもはるかに砂糖の含有量が多いのは明らかで、しかも、そのようなチョコレートがアメリカでは標準だという話に思わずびっくりしたものです。
チョコレートだけでなく、他のアメリカの料理も味がはっきりとしたものが多かったように思います。味がはっきりとするということは、カロリーが多いということだと思うのですが、日本の料理に比べアメリカの料理はカロリー過多であることは事実だと思います。
また、アメリカの標準家庭の料理を何度か食べる機会がありましたが、日本で見る家庭料理とは異なり非常に雑というのでしょうか、大雑把な料理である印象を持ちました。栄養学的に見ればどうも栄養のバランスが取れていないように思えてならなかったのです。 アメリカでは補助食品というのでしょうか、多くのサプリメントが販売され、多く売れているそうですが、そもそもサプリメントが売れている背景には普段の食事では栄養のバランスが悪い、栄養に偏りがあるということを証明しているように思います。
このようなアメリカの食事の状況を考えれば、アメリカ人に肥満が多いというのは仕方がないことではないかと思います。彼ら、彼女らの肥満を改善するにはまずは食事の改善が先ではないかと思うのですが、肥満の改善ということになると、運動、ダイエット運動も大切な要素の一つでしょう。
アメリカでは数々のダイエット本や肥満改善運動のビデオ、DVDが販売されているのですが、その中でもよく売れているのがビリーズ・ブートキャンプなるDVDなのだとか。何でもこのDVDの売りは、軍隊式ダイエット運度により一週間でやせることができるということなのだとか。 このDVDを見たわけではないので評価をすることはできませんが、本当に一週間でやせることができるのなら大したものだろうなあと思いながらも、眉唾物ではないかとも思う今日この頃。
先週、このビリーズ・ブートキャンプのビリー隊長こと、ビリー・ブランクスさんが来日し、マスコミを賑わせていました。早速、例の如く口元を見てみました。ビリー・ブランクスさんの口元を見て感じたのは、歯の白さでした。
ビリー・ブランクスさんは黒人です。歯というもの、白いというイメージがあるとは思いますが、歯の白さというのは歯の地の白さだけで判断されるわけではありません。色というのは周囲にある物によっても影響を受けるものなのです。白い歯の周囲にある歯肉の色や唇の色、肌の色によって、歯の白さは見え方が異なります。 ビリー・ブランクスさんのような黒人の場合、黒い肌の色によって口元の歯の白さが強調されるもの。そのため、日本人の歯の白さよりもより白さが浮き出るように見えるものなのです。白い歯を望む日本人からすれば、黒人の白い歯というのは非常にうらやましく感じられる人もいるかもしれません。
ただ、実際のビリー・ブランクスさんの歯は被せ歯でした。特に、上の前歯に関してはメタルボンド冠と呼ばれるセラミックで前を被った被せ歯が装着されていましたね。黒人の白い歯は白く見えるのですが、ビリー・ブランクスさんの被せ歯はさらにその白さを強調するような白い色をした被せ歯であるように思います。
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