2007年05月26日(土) |
携帯テレビ電話相談の時代 |
最近、僕は4年間使用していた携帯電話を買い換えました。これまで使用していた携帯電話は故障も無く、電話やメール、インターネット、写真も撮ることができ、何ら不満はなかったのですが、さすがに4年間も使用すると、携帯電話に多数の傷が目立ってきましたし、何よりも飽きがきました。そこで、重い腰を上げ、某携帯電話ショップで新しい携帯電話に買い換えたわけです。
正直いって、新しく購入した携帯電話は、僕にとってあまりにも機能が豊富過ぎます。これまでと同様、電話やメール、インターネットといった機能は直ぐに理解できました。これらの機能が全て向上していることは驚きで、快適に使用することができていますが、その一方、クレジットカードやbluetooth、GPS、音楽プレーヤーといった機能に関しては使いこなせておりません。携帯電話機能の高度化についていけなくなっていることを実感しております。
そんな携帯電話機能の高度化の中で興味があるのがテレビ電話機能です。携帯写真を撮影する際に使用するカメラレンズを利用しながら相手の姿を見ながら電話ができるテレビ電話。今や多くの携帯電話ユーザーが頻繁に使用しているという携帯テレビ電話。僕も以前から興味があったのですが、4年間使用していた携帯電話にはこのような機能がなく、今回新しく買い換えた携帯電話で初めて利用することができるようなのです。 ところが、実際にどうやって使用すればいいのか全くわかりません。一応、説明書は読んではみたのですが、ピンときません。試しに誰かと携帯テレビ電話をしようにも周囲に携帯テレビ電話をするような人がおりません。嫁さんや両親が持っている携帯電話はいずれも旧式のものでテレビ電話機能がありません。そのため、携帯テレビ電話を使わないままおりました。
そんな折、某所でたまたまある親戚同士が携帯テレビ電話を使用する場面に遭遇しました。ある親戚が関東方面に出張していたのですが、突然歯が痛くなったそうで、携帯電話で知らせてきたのです。最初のうちは普通の携帯電話で話をしていたのですが、途中から携帯テレビ電話に変更し、どの部分が痛いのか映像で知らせてきました。 たまたま、その親戚の隣にいた僕は携帯テレビ電話の画像を見せてもらいました。実際の言葉だけでなく、ある程度の映像で示してくれることにより、実際の歯痛の原因がいくつか絞り込められましたので、そのことを伝えました。そして、今するべきことをいくつか伝え、少しでも早く出張先の近隣にある歯科医院を受診するよう伝えたのです。
それにしても、携帯テレビ電話で歯科相談を受けるとは思いも寄りませんでした。実際のところ、正しい診断をするまでの画像レベルではありませんが、百聞は一見にしかずではありませんが、画像がもたらす情報量の多さに驚いた次第。
現在、いくつかの歯科医院では携帯電話や携帯メールでも予約を取ることができるようになってきていますが、今後は携帯テレビ電話を利用した歯科医院サービスが出現してくるかもしれませんね。恐ろしい時代になったものです。
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