2007年05月21日(月) |
憧れのサイト 突然の閉鎖 |
歯医者さんの一服日記を書き始めて4年10ヶ月になろうとしていますが、いくつかのテキストサイトに刺激を受け、影響を受けてきています。どのサイトも僕が読者として読み続けているテキストサイトではあるのですが、その中のテキストサイトの一つが突然閉鎖されました。
そのサイトは僕が歯医者さんの一服日記を書き始める前から開設されていたテキストサイトで、僕自身そのサイトのファンでもありました。単に一ファンというだけでなく、気がつけばいろいろとメールや掲示板に意見を書き込む常連のようになっていました。その結果、自分自身でも何かテキストを書き、インターネット上で公開したいという思いを抑えられなくなり、僕は歯医者さんの一服を立ち上げたぐらいです。いわば、そのテキストサイトは僕にとって生みの親であり、育ての親のような思い入れの強いサイトの一つだったのです。
そんなサイトの突然の閉鎖。これまでほぼ毎日更新されてきたサイトであったのですが、ここ数ヶ月更新の頻度が減少してきていました。いろいろと事情があるのではないだろうか?とは思っていたのですが、どうもサイト開設者の仕事が忙しくなり、テキストを書き続ける時間的余裕がなくなったようなのです。 このような場合、更新の頻度を少なくしながらサイトを続けることもできるはずですが、このテキストサイト開設者は毎日更新できなくなった時点でテキストを書くモチベーションがなくなってきたらしいのです。
僕はこの気持ちの変化を理解できます。僕自身、日記を書き続けて4年10ヶ月になります。ほぼ毎日駄文を書いてきているわけですが、いくら駄文でも長年書き続けてきていると、生活のリズムの一つのようになってしまうのです。日記を書くことが一日の日課の一つになったとでも言ってもいいでしょうか。それができなくなってしまうということは、生活のリズムそのものに変化が生じているということになります。一度狂い始めた生活のリズムを立て直すには、一日の日課を見直さなければならない。日記を書く習慣そのものを見直すことになってくるのです。 その際、日記を更新する頻度を下げるという選択肢もあるにはあるのですが、長年日記を書き続けている人にとって日記を更新する頻度を下げるという選択肢は何か中途半端な選択肢のように思えてならないところがあるものなのです。日記の更新頻度を下げるくらいなら、いっそうのこと日記の更新そのものを止めてしまう。All or Nothingしか選択肢がないように思えてしまうのです。 僕の場合もいつまで歯医者さんの一服日記を書き続けられるかわかりませんが、おそらく僕もこれまでのペースで日記の更新頻度を維持することが難しくなれば、日記を止めてしまう可能性が高いように思います。
僕にとって長年ファンであったテキストサイトが閉鎖されたことで、僕は一種の喪失感みたいなものを感じています。例えるなら、長年憧れていた女性が突然失踪して僕の周囲からいなくなった状況とでも言うべきでしょうか?それくらいショックな出来事だったのです。
そんな思いを持ちながらも僕はこのテキストサイトの開設者に伝えたい。
長年、僕に夢を与え続けてくれてどうも有難うございました!
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