歯医者さんの一服
歯医者さんの一服日記

2007年03月14日(水) ホワイトデーのプレゼントは何がいいのだろう?

今日は3月14日。世間ではホワイトデーなる呼び名が定着しつつある日であります。バレンタインデーと異なり、ホワイトデーの起源は日本なんだとか。ホワイトデーの起源は、諸説あるようですが、有力な説なのはこことかここのようです。

お菓子業界主導で始まったホワイトデー。今やバレンタインデーでプレゼントされた世の男性が女性にお返しをする日という意味合いが強くなっています。今やホワイトデーに関する商業効果は1200億円市場なのだとか。バレンタインデーが1300億円市場なのだそうで、ホワイトデーの市場効果はまだバレンタインデーには及んではいません。ただ、年々ホワイトデーの市場は拡大しつつあるそうです。バレンタインデーにチョコレートをもらった男性がお返しとしてもらったチョコの倍返し、3倍返しが一般的となっていることから、ホワイトデー市場がバレンタインデー市場を追い越すは時間の問題かもしれません。

先日の日曜日。うちの家に弟がやって来ました。勤務先の病院で忙しく働いている弟の久しぶりの休日だったのですが、うちの家で用事が済むや否や直ぐに帰宅しようとしました。
せっかくの休みなのに何をそんなに急いでいるのか尋ねてみたところ、弟曰く

「バレンタインデーのお返しを買いに今からデパートへ出かけないといけないんだよ。」

弟はバレンタインデーに病院内の女性看護師や臨床検査技師、事務の職員からチョコレートをもらったのだとか。義理チョコではあったのですが、ホワイトデーにもらった分のお返しをするために、デパートへ物色しに行かないといけないそうです。

「うちの病院みたいな狭い社会では、もらいっ放しというのは何かと不都合があるものなんだよ。しかも、もらったものと同額というよりも少し値段が高めのものを選ぶ必要があるんだ。幸い、デパートではホワイトデーにちなんだ商品がたくさん販売されているはずだから、その中で適当な物を手に入れるつもり。」

うちの歯科医院ではどうでしょう。うちの歯科医院ではスタッフの年齢層が高いということもあってバレンタインデーにチョコレートを送ったりする習慣はありません。しかも、うちは歯科医院です。歯科医院で義理チョコをやり取りするのも如何なものかという判断の下、バレンタインデーのチョコレートのやり取りはしていません。そのため、お返しの意味合いが強いホワイトデーのプレゼントも無しということにしています。

けれども、家庭においては別です。
先月のバレンタインデー、僕は嫁さんからM社のチョコレートをもらいました。嫁さんということで、一応本命チョコレートだったわけです。有難くチョコレートを頂戴した反面、一抹の不安が頭をよぎりました。ホワイトデーのことでした。僕は嫁さんに尋ねました。

「ホワイトデーは何が欲しい?」
「何でもいいわよ。期待しているね!」

何と言うプレッシャーでしょう。
“何でもよい”ということは、下手なものは受け付けないわよという雰囲気満載です。しかも、追い討ちをかけるように出てきた言葉が
“期待しているね!”。期待を裏切ったらどういうことになるかわかっているかしら?というニュアンスが含まれているように感じたのは深読みのしすぎでしょうか?

とにもかくにも、ホワイトデーの当日である今日。うちの歯科医院は休診日であるのですが、雑用の合間に僕はホワイトデーのための買い物をせざるをえなくなりました。
一体何がいいのだろうか?
試行錯誤、戦々恐々としている歯医者そうさんです。


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