2007年02月17日(土) |
僕を産んでくれて有難う |
個人的な話で恐縮ですが、今日は僕の41回目の誕生日です。昨年、40歳になって以来、年のことはあまり考えないようにしているつもりですが、それでも誕生日となると一つの区切りとして感じるものはあります。 誕生日に一つ年齢を重ねることは、それだけ人生を長く生きてきたことにもつながります。人生の先輩から見れば笑われるかもしれませんが、これまでの僕の人生の歩みを振り返ると、“思えば遠くへ来たものだ“と感じます。
今、僕は独り身ではありません。人生の伴侶となる嫁さんと8歳と5歳のチビがいます。家庭があります。僕が何かあれば、嫁さんやチビたちの人生にも大きな影響を与えます。気がつけば、僕の人生はぼくだけのものでなく、僕の家族に対する責任も大きくなってきた事実。考えさせられる今日この頃です。
オジン世代に足を踏み入れつつある僕ですが、僕という人間がこの世に存在するのも、全ては親父とお袋のおかげです。親父とお袋が出会い、結婚しなければ僕は41年前にこの世に生を受けていません。そして、両親二人が共に僕を育てくれたことによって、僕は何もわからない人間の卵から人間として生きる基礎を教わったように思います。 普段、何も考えず、親に文句ばかり言っていた僕ですが、いざ自分にも子供ができ、子育てをしていくうちに、ふと思うことがあります。僕にもチビたちと同じ時代があったのだなあと。チビを見ていると親にしてもらうことが当たり前のように育っていますが、その裏には、僕や嫁さんが家庭を守るために必死になって仕事や家事に勤しんでいます。 きっと僕が子供の頃、両親もそうだったのでしょう。僕が当然のことのように思っていた家庭は、両親たちが必死になって支えていたはずです。
親父は今年76歳。現在、体調を崩し、仕事を休み静養していますが、ここに至るまで病気一つもせず、元気に過ごしてきました。僕はそれが当たり前だと思っていたのですが、いざ親父が静養している姿を見ると、親父の存在の大きさを改めて知らされたように思います。 お袋は親父と同じ未年でありながら一回り若い64歳。親父とともに家庭を切り盛りし、歯科医院を支えてきました。歯科医院での仕事の合間に僕と弟の二人の教育をしてきました。忙しい診療の合間によく僕ら兄弟の世話をしてきたものだと思います。今の僕には到底まねできません。
僕の誕生日を迎えるに当たり、僕は親父とお袋に感謝の気持ちを捧げたいと思います。
親父、お袋、僕を産んでくれてどうも有り難う!
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