2006年11月27日(月) |
本物のホームページを作ろう |
田舎弱小零細歯科医院であるうちの歯科医院ですが、最近、これまで全く来院したことがない患者さんが来院されることがあります。このこと自体は非常に有難いことなのではありますが、来院したきっかけを尋ねると、何人かの患者さんの口から思わぬことを耳にするのです。
“ホームページを見て来院しました。”
僕のホームページといえば、まずは皆さんが今読んでいる“歯医者さんの一服“ですが、このサイトは僕の本名は一切掲げず、ハンドルネームで書いているサイトです。うちの歯科医院の宣伝を目的としたサイトではなく、一人でも多くの方に歯医者になじんでほしいという思いから立ち上げ、運営しているサイトです。うちの歯科医院の名前は一切出していません。
また、僕は自分が所属している地元歯科医師会のホームページを作り、管理している立場でもあります。実際のところは管理から離れてもいい立場なのですが、僕の仕事を引き継いだ担当者がどうも乗り気でないようで、仕方なく現在も管理しているような状態なのです。“歯医者さんの一服”を管理しているついでに地元歯科医師会のホームページも更新しているような状態なのですが、更新頻度は近隣の歯科医師会よりもはるかに頻度が高いのではないかと自負しています。
そんな僕ですが、これまで自分の歯科医院のホームページは一切作っていませんでした。理由は単純です。単に面倒くさかっただけなのです。 インターネットが全国津々浦々まで普及している現在、数多くの歯科医院も自分の歯科医院のホームページを立ち上げています。これらホームページは一見すると立派なものが多いのですが、実態は大半が更新されていません。僕自身、“歯医者さんの一服”を4年以上管理してきた経験から言えることですが、どんなサイトであれ、継続して管理することは並大抵のことではありません。手を代え、品を代えていかないとサイトを訪問する方が増えないのです。ある評論家の方の話では、1ヶ月以上更新していないサイトは死んだも同然なのだそうですが、その話はそうかもしれないと思っております。 僕自身、自分の歯科医院のサイトを立ち上げず、“歯医者さんの一服”だけを管理してきたのですが、ここに至ってこれではいけないなあとやっと思い腰を上げる気になってきました。その理由は、先に記したように僕が関知していないうちの歯科医院のホームページを見て来院する患者さんが少なからず増えてきたからです。 どんな理由にせよ、人里離れたうちの歯科医院へ来院して下さる患者さんは歓迎すべきなのですが、自分で作った覚えがないうちの歯科医院のホームページを見て来院されるというのは内心おもしろくありません。うちの歯科医院について誤った情報が掲載されている可能性もあります。 今ではインターネット上には歯科医院の紹介をしたサイトが数多く存在しますが、僕の知人の歯科医院を紹介したところでは電話番号が誤って記載されていた場合がありました。住所や歯科医院の名前が間違っていたなんてこともあります。せっかく歯科医院を紹介しているサイトであるのに間違った記載がなされているというのは如何なものかと思うのです。このようなサイトは間違いを指摘し、連絡しても記載が変更するようなことがないことも多々あるので余慶に厄介です。 それならば、堂々と自院のホームページをインターネット上に立ち上げ、世の中に知らしめることの方がいいのではないか?自分の歯科医院の立場を守るために必要なことではないか?そのように感じ始めた今日この頃。
現在、自分の歯科医院のホームページの作成を作り始めようとしている歯医者そうさん。 これまでもいくつもの歯科医院のホームページを見てきていますが、研究を重ねながら、うちの歯科医院のホームページを立ち上げようと考えています。
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