歯医者さんの一服
歯医者さんの一服日記

2006年11月09日(木) 思い出せそうで思い出せない

昨日、所用で外出してから家に帰ってきたのですが、その際、テレビでアメリカの中間選挙のことがニュースで流れていました。選挙のニュースの中で元アメリカ大統領ビル・クリントン夫人、ヒラリー・クリントンが早々とニューヨーク州の上院議員選挙で当選し、勝利宣言をしているシーンが映し出されていました。
元アメリカ大統領夫人という知名度だけではなく、自らの美貌と自信に満ち溢れた姿に我が家の家人は魅せられていました。民主党の次期アメリカ大統領の有力候補じゃないかという僕の説明に、嫁さんやお袋も何度も頷いていました。

「ヒラリー・クリントンが民主党の大統領候補になったら、共和党は相当インパクトの強い候補を立てないと大統領選挙に勝てないだろうね。」
「それじゃ誰が共和党の候補になるだろう?」
「元ニューヨーク州市長のジュリアーニあたりが有力かもしれないけど、今のヒラリー・クリントンでは厳しいだろうね。もっと他の候補でないとね。」
「民主党が女性候補なら、共和党も女性候補でないと。」

そこで、我が家が一様に思ったのが○○○だったのですが、その○○○という名前、家族の誰もが思い出せないのです。

「ほら、この前日本に来て安倍総理と会談をした女性だよ。」
「そうなんだよね、黒人の女性できつい目はしているんだけど、いかにも頭が切れそうなあの人だよ。」
「たしか、今国務長官をしているけど、その前までは大統領主席補佐官だったよね。」
「ピアノも上手で、チェリストのヨーヨーマとブラームスのチェロソナタを弾いていたよ。」
「顔は思い浮かぶんだけどね・・・・、ラムズフェルトだったっけ?」
「ラムズフェルトは国防長官だよ。」
「カンターじゃなかった?」
「カンターって古いなあ。カンターってたしか橋本龍太郎が通産大臣だったころのアメリカの通商代表だろ。」
「キッシンジャーじゃないよね。」
「一体いつの話をしているんだ?名前が変わっているんだよ。イタリア語っぽい感じだったような・・・。」

○○○の写真があれば、家族の誰もが“この人だ!”と言えるくらい想像している姿は皆同じ姿であることは間違いなかったのですが、肝心の名前が思い出せません。そこまで名前が出掛かっているのですが、後一歩がうまくいかない。そんなもどかしい感じがしてならなかったのです。近くに新聞があったので調べようとしたのですが、○○○の記事は載っていませんでした。
このままにしておくのもどことなく気持ちが悪い。困った時のインターネットということで調べてみると、わかりました。
この方だったわけです。
お米さんだったわけですね・・・。

のどにひっかかって取れそうで取れないとげがやっと取れたような感じになったそうさん一家でした。


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