My life as a cat
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2023年09月24日(日) ママ、バイバイ

朝の少し冷たい空気が心地良い。ヘーゼルナッツや胡桃など、木の実を拾いながらロクちゃんと散歩。彼は始終走りっぱなしで、こちらがやっと着いてくくらい。結局5kmくらい歩いたが、彼は全く疲れた様子は見せなかった。

ランチは卵入りのパスタを打って、拾ったヘーゼルナッツをソースに頂いた。にんにく、ナッツ、パルミジャーノ、パセリ。秋の香りたっぷり。

ロクちゃんの学校がはじまって3週間。やっと母子ともに少しずつ離れることに慣れてきた。いつも、"ママ、バイバイ"と何度も手を振ってくれた。一段階段を登って振り返って手を振り、また一段登って振り返って手を振り、校舎のドアが閉まるまでずっと手を振ってくれた。最初の一週間は泣きべそをかきながら。二週間目は寂しそうに。三週間目、やっとにっこり笑って"ママ〜!!バイバ〜イ!!"と、やっぱり何度も何度も振り返って。わたしは毎日毎日泣きながら学校からの坂を下る。泣かずにいられる日がくるのだろうか。それにしても三週間経ってから知ったこと。それは彼のクラスには3、4、5歳がみんなミックスされているということ。最初並んで歩いてるのを見た時は、我が子だけが本当に小さくて、言葉も遅れてて心配した。学校が終わると我が子だけが、バックパックの脇に粗相して濡らしたパンツの袋を提げて出てきた。ところがこれも誤解で、彼のバックパックが小さいから入らなかっただけで、他の子も粗相してるらしい。ともあれ、言葉が遅れてるのは事実なので、来週から補習クラスに入れることになった。苦手なことを指導してくれるということらしい。彼には同年代の子と比べて出来てないことがいっぱいある。でも、逆に彼だけが出来ることだっていっぱいある。塗り絵は全部ハミ出しちゃっても、パソコンや電話はすでに基本機能を使いこなせてる。字は読めないけど、ボタンの在り処で記憶してるみたいだ。みんな何かの天才なんだ。産んだばかりの時は、いつも成長具合が遅いことを心配してたけど、最近はこれはこの子の個性なんだとじっと見守っていられる余裕がでてきた。


Michelina |MAIL