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忙しい週だった。リュカがコロスコピー検査を受けるというんで、全身麻酔を打つためのコンサルテーションを受けに行き、帰りに翌日からはじまる食事制限のための買い物をして、翌日から妊婦食とコロスコピー食を昼夜作り、最悪なことにはリュカがほぼ何も食べられない食事制限最終日にはわたしの検診がいつものクリニックではなく、ちょっと離れた病院で行われるんで一緒に出かけ、昨日やっとリュカのコロスコピー検査が終了。詳しい検査結果は後日出るが、見たところ何の異常もないらしい。腰痛がお腹に響いて痛んでいたのかもしれない。わたしのほうの定期検診も順調。はじめて訪れたニースのレンヴァル病院はアンジェリーナ・ジョリーが双子を出産したとして知られてるようだが、薄暗いトラムの路線に面した正面口とは裏腹に、海側の診療室は明るい光に包まれていた。胎児は160gで16cmまで成長していた。
先週あたりから気持ち悪さが和らぐ時間が大分増えてきたんで、今日やっと胡桃のパンを焼いて、にんじんとりんごの無糖ジャムを煮て、クリスティーヌを訪ねた。人と会うなんて何ヶ月ぶりか。ゆっくりと朝食をとりながら、この数ヶ月の出来事なんかを話す。子育てのことについてもあれこれと聞いてきた。当時農家で無農薬の野菜を食べさせて育てた二人の娘がティーネイジャーになった時、社会勉強にとマクドナルドに連れ出した時の話など面白かった。ずっとつわりで人とお喋りを楽しめるような状態じゃなかったから、久々にこんなゆったりとした時間を持って心が和らいだ。
(写真:リュカの検査を待ってる間病院の中庭にて撮影)