My life as a cat
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2020年04月29日(水) ジャスミンの花香るある日

買い物に出たら、レジに日本マニアの友人が働いてた。友人といっても20歳そこそこの学生なのだが、彼は落ち着いてて、繊細で、頭がいいので、話していて違和感がない。日本で暮らす資金作りのためにこのスーパーで働いてるのだ。久々に日本語で会話したら気分がよくなった。今度、彼が日本で買ってきてくれた米麹で仕込んだ我が家の味噌と彼の自家製饅頭を交換する約束をして帰ってきた。

午後、いつも通りの散歩。ジャスミンの白い花があちこちに咲き乱れて甘く香ってる。よもぎを摘んで帰って、草だんごを作っておやつにした。リュカは恐る恐るだんごを2つほど食べて、明日まだ生きてたら、もっとこのだんごを食べたいと言った。子供の頃、海水浴へ行くと、曇ったゴーグルを父がその辺から摘んできたよもぎの葉で拭いてくれた。リュカの眼鏡も拭いて見せたら、なんだか眼鏡が香ってる、と喜んでた。

夕飯はモロッコ風。ひよこ豆のフムス、ビーツのフムス、バトボット、焼き茄子のマリネ。

夜の映画は「8年越しの花嫁」を選ぶ。この男の子を見てると、何かを成し遂げようとする時、温かい気持ちを持って冷静でいることがどれだけ大事なことかと気付かされる。病気という壁のはだかる恋愛ドラマで泣いたり喚いたりが多いのはちょっと苦手だけど、この映画は佐藤健さんのひょうひょうとした雰囲気が安心して見てられた。しかし、この人美形ね。最近日本の若い俳優さんは、美形というよりも崩れた感じが流行ってるようで、それも悪くないけど、ちょっと飽きてたんで、久々の正統派美形にハートを掴まれた。


Michelina |MAIL