My life as a cat
My life as a cat
DiaryINDEXpastwill


2019年03月31日(日) ソビエトから来たマッシュルーム

ちょっとはまっているダーニング。マッシュルームを持ってないから玉ねぎで代用していて、ある日は八百屋が休みだったと代用の代用で石ころ入れてみたりしてたのだが、ついにダーニング・マッシュルームを買った。1930年代のソビエト製のアンティーク。大粛清、食糧難など厳しい時代に生み出されたこんな明るい絵柄のマッシュルーム。どんな経緯を経たのか、イギリスへ渡り、ついには南仏コートダジュールまでやってくる。どこでどんな人々と暮らしてきたの?マッシュルームが話すことができたらその人生の物語を聞いてみたい。

ブラッドリー・クーパーが監督したというんで、"A Star Is Born"を観る。ミュージシャンの話で最初に酒やら薬やらがでてきたところでもう嫌な予感がしてたけど、やっぱり予感的中。こんなことを言うと、冷たい人だと思われるかもしれないけど、わたしは精神的に弱い人に対する慈悲の気持ちとかない。だってそういう人々っていつも自分こそは弱くて他の人は強いって決めつけて、被害者ぶって、自分で自分の面倒を見られない人任せな人ばかり。実生活での歌手としてのガガのことはよく知らないが、この映画の中では歌手としてのガガの実力が十分に描かれていたし、それに強くて夢にまっすぐで好人物だった。ひきかえブラッドリー・クーパー演じるジャックは、もう酒浸り、薬漬けで、汚らしくて、最後の最後までガガを裏切り続けて酷い奴だった(もっとも裏切り続けたというのはわたしの見解で、リュカにいわせれば、彼は最後はガガを救ったんだそうだ)。で、最後まで観て知ったのはこの物語は古い映画のリメイクだということ。どうりでべたで退屈なストーリーなわけだ。ガガのライブだけが良い映画だった。


Michelina |MAIL