My life as a cat
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2018年04月01日(日) Fontan-Saorge(Saorge)

フォンタンから駅に戻り、そのままロヤ川を右手に見て歩けばサルジュに着く。朝には小雨が降っていたが、サルジュに到着するなりコート・ダジュールの陽気な太陽が顔を見せた。




バルは地元の人々で賑わっている。



とても人懐っこい猫。この村の猫はこんな赤毛の縞模様の子ばかり。みんな血が繋がってそうだ。この村に陶芸品を扱うお店があり、その前に募金箱が置いてあった。野良猫に去勢手術を施すための募金。この村の猫はみんな人慣れしていて彼らはとても野良猫には見えないのだが、中にはやっぱりどこかで飼い主とはぐれてしまったりする子がいるのだろう。



前回と同じ″Osteria Lou Pountin″でランチにする。この土地に根付いた伝統料理を堪能できるお店だ。この田舎の食堂のような雰囲気、居心地が良い。前菜はサラミの代わりに野菜のマリネを入れてくれた。一口サイズの小さな野菜のフリット・ミストはピエモンテの名物だとシルバー・スプーンで読んだ。パスタはほうれん草とリコッタ・チーズのラビオリをペストで。デザートはヴィエネッタ。どれも美味しいのだが、このお店の何よりも良いところは自然でいて感じの良い店の人々、気張りすぎないけど心がこもっているのが伝わる料理だと思う。














11世紀のチャペル。



この村で戦中奪われた8人の若者の命への追悼の意をこめて毎年行われる式典。2012年の式典でフランチェスコ・デル・カジノ(Francesco Del Casino)という画家から贈られた絵。














オリーブの木々に混じって細くて頼りない桜があちこちで開花していた。



Michelina |MAIL