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2017年06月29日(木) |
初夏の味、緑のマヨネーズ |
レイン・ブーツを新調した。もののためしにずっと敬遠してきたロングにしてみた。履くのも歩くのも脱ぐのも大変そう、と思ったけど、実際予想通りだった。ぎゃぁー。しかし、こんないかついのを履いていれば、もう雨の日の通勤途中に車の跳ねた水が靴の中でちゃぷちゃぷと音をたて、その薄気味悪さに全身の毛を逆立てながら上司に"遅刻しますぅぅぅ"と泣きそうな声で電話することはもうないだろう。しかし、待てよ、今度は足がブーツから抜けなくなって遅刻してしまうかもしれないな。
農園で色んなハーブを摘んで、緑のマヨネーズを作った。バジルにイタリアン・パセリ、オレガノ、アップル・ミント、タイム、紫蘇。卵に酢と塩を入れて、油を少しずつ加えながら攪拌していく。そして最後にハーブ。この時点で完全に分離してしまった。ところが、この分離をうまく修正する方法があるのだ。それは30℃くらいの湯銭にかけながら更に攪拌すること。たちまちクリーミーなマヨネーズに仕上がってくれた。茹でた堀りたての新じゃがと新にんにく、卵に粗塩をを振って、マヨをディップしながらいただく。初夏の味。じゃがいもの生命力ってすごい。不毛な土地でも逞しく蔓を延ばし、人々の暮らしを支えてきた。ジャガイモを食べるたびひとまわり頑丈になったような気になる。