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My life as a cat DiaryINDEX|past|will
″Der Untergang(邦題:ヒトラー〜最期の12日間〜)と″Fury(邦題:フューリー)を立て続けに観たのはたまたまだったが、第二次世界大戦中、四方八方から敵に攻め入られるベルリンのドイツ軍と、そこに連合軍として攻め入るアメリカ軍の様子を両方の角度から観ることとなった。前者は醜男であるヒトラーの最期を描いた淡々とした実話ベースのストーリーであるのに対して、後者はブラピを主役とするアメリカン・ヒーロー・ファンタシーだ。ふたつの映画の主人公であるリーダーに共通しているのは、敗北がすぐそこに見えていても最後まで降伏しなかったことだ。青々とした美しい森林や歴史の積み上げられた町並みが見るも無残に破壊され、焼け野原となっていく様子は脱力する以外にない。なぜ戦争が起こるのか、戦争によって誰にどんな利益があったのか、誰かに幸福をもたらしたのか、考え尽くしても解らないことだらけだ。
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