My life as a cat
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2014年12月22日(月) À bout de souffle

21世紀製の映画に愛想を尽かし気味で、昨日は″Monsieur Hire(仕立て屋の恋)″を今日は″Les amants du Pont-Neuf(ポンヌフの恋人)"を観た。映画のありかたが変わったのか、それとも変わったのはわたし自身なのか、20世紀の映画はもっと質のしっかりとしたものが沢山あったように思う(もっともそうでなければ21世紀になっても人々の心に残ってはいないのだろうが)。しかし、フランス映画の中のフランス女はどうしてこうもみんな美しくて、身勝手で、気分屋で、男をさらりと裏切るのか。気まぐれに会いに行ったり、愛してると言ってみたり、セックスした翌日姿を消してみたり。″フランス人は本当は頭がいいのにアホっぽく振る舞う人が多い″とかいう人が時々いるが、こういう女の言動が普通にまかり通るとしたら、その意見はそう間違ってないのかもしれないと思ってみたりする。純真な男心が痛めつけられる映画は当分見たくない。次はオードリーヘップバーンを観よう。彼女のなら美しくて、愛らしくて、恋する女心に共感できるものが多いものね。

今夜は澄んだ冬の夜空に満点の星が美しい。いつまでも外で眺めていたかったが、なにせ寒い。

職場ではすでにインフルエンザが流行りだして、隣の席の人も休んでいる。わたしはインフルエンザの予防接種も打ったことがないが、かかったこともない。大人になってから風邪で寝込んだのはたった1度だ。めったに暖房機器を使わないこと、上半身薄着を心がけること、湯たんぽで足の裏を温かく保つこと、トイレのたびに手を洗わないこと、顔を触らないこと、食べる前は必ずうがいと手洗いをすること、シャワーは寝る前、なるべく外では酒は飲まないことが元気に冬を乗り切る秘訣だろうか。不調を感じた時の薬は塩と赤ワインだ。塩水でこまめにうがいをして、寝る前にベッドで熱い赤ワインをぐいっと飲む。それ以外の薬を使ったこともない。


Michelina |MAIL