My life as a cat DiaryINDEX|past|will
21世紀製の映画に愛想を尽かし気味で、昨日は″Monsieur Hire(仕立て屋の恋)″を今日は″Les amants du Pont-Neuf(ポンヌフの恋人)"を観た。映画のありかたが変わったのか、それとも変わったのはわたし自身なのか、20世紀の映画はもっと質のしっかりとしたものが沢山あったように思う(もっともそうでなければ21世紀になっても人々の心に残ってはいないのだろうが)。しかし、フランス映画の中のフランス女はどうしてこうもみんな美しくて、身勝手で、気分屋で、男をさらりと裏切るのか。気まぐれに会いに行ったり、愛してると言ってみたり、セックスした翌日姿を消してみたり。″フランス人は本当は頭がいいのにアホっぽく振る舞う人が多い″とかいう人が時々いるが、こういう女の言動が普通にまかり通るとしたら、その意見はそう間違ってないのかもしれないと思ってみたりする。純真な男心が痛めつけられる映画は当分見たくない。次はオードリーヘップバーンを観よう。彼女のなら美しくて、愛らしくて、恋する女心に共感できるものが多いものね。
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