My life as a cat DiaryINDEX|past|will
ふと思い立って銀座シネスイッチで″THE YOUNG AND PRODIGIOUS T.S. SPIVET(邦題:天才スペヴェット)″を観た。3Dを観るのは2度目、昨年のパトリス・ルコントの″Suisaide shop" 以来。こちらはアニメでそう違和感もなく、言い換えれば3Dこその魅力というのもよく解らなかった。何より映画自体がまったく駄作に思えたのだが。そして今回。字幕が浮き出てるのが気持ち悪い。結論からいうと3Dの映画はうんざり。何よりとても高評価で絶賛している記事を沢山読んだが、わたしには2Dでも決して良い映画とは思えなかった。ジャン・ピエール・ジュネもリュック・ベッソンのような(ハリウッドで幼稚な映画を創る人・・・)末路になるのではないかとがっかりした。″Delicatessen(デリカテッセン)″や″Le Fabuleux Destin d'Amélie Poulain(アメリ)″のようなブラックまでいかないグレイなユーモアが好きだったのに。この作品に関してはもはやわたしにはウェス・アンダーソンと区別がつかない。
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