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2014年04月13日(日) |
突風の去った静かな日曜日 |
突風のごとく東京に出現したカミーユ君は、週末を待たずにまた突風のごとくどこかへ去ってしまった。来週また東京に戻るというが、予定はコロコロと変わるのでわからない。会いたいのか、会いたくないのか、会ってどうしたいのか、また別れる辛さとどう向き合えばいいのか、そもそも別れるという選択肢しかないのか、心を揺さぶられた。彼に″良い友達″以上の感情を持つことは苦しい。
あちらは成田で別れた時にわたしを深く傷つけてしまったのだろうと思い、東京に行くので会いたいなどと言うことは正しいことなのだろうか、と思い悩み、何度もメールを書いてはデリートしてとやっていたと言う。傷つけられたという感情よりも、むしろ忙しいスケジュールをなんとか調整して会ってくれたとことに感謝する気持ちのほうが大きいのに。それに、家庭を持ちたいと願いながらもビジネスホテルが″Home″で、世界中のあちこちに置いてきた女の人がいる彼のほうがよほど傷ついているのではないかと思わずにいられない。全てが通り過ぎていく風景みたいなのだろう。わたしはここに根を張って暮らしている。誰と出会って、何が起きて、何が去ってもわたしには″元通り″の生活が残っている。
今日は友人と浜離宮恩賜庭園へ行ってみた。入場料300円取るだけあるな。美しく整えられた静かなオアシスだ。100歳くらいまで生きられたら、あとの余生はこんな公園の手入れをする仕事に就いたりするのもいいだろうと漠然と思う。って何歳まで働くつもりなのか(笑)。