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2014年03月29日(土) |
Monthly potluck |
クラシカル音楽同好会のパーティーへ。昨年末に催されて以来、大好評につきマンスリーイベントとなった。食べ物と飲み物は持ち寄りなのだが、特に楽器を演奏する人は演奏前はあまり食べたくないと言うし、そもそもみんな食が細いのか、持ち寄り過ぎなのかいつも大量に余ってしまった。経験から次回は少な目に持ち寄ろうということになったのだが、今夜は何故かガタイのよいヨーロピアンが多くて、すごい勢いで酒が出る。意気投合したイギリス人男性と飲みながら演奏を聴いていたら、突然彼がストレッチをはじめた。聞くとこれから演奏して、しかも歌うというではないか。
「酒が入ったほうがうまくできるの」
観客席で見守っていると、クラシックギターとアコーディオンのコンビで調子よく弾き語りをし、また戻ってきてワインで喉を潤している。結局酒は尽きて、誰かが近くの酒屋に買いに走った。大酒飲みコンビは車のガソリン補給の如く、すごい勢いでアルコールを体内に入れ、エネルギッシュに演奏し、歌い、しゃべり続けた。ジプシーのようなこのコンビは、聞けばふたりとも大学教授というお堅い職についているというではないか。
いつも素人のわたしが聴いても違いが解るくらいの素敵なバイオリンを奏でてくれる日本人の男の子は、相変わらず飲み食いせずじっと演奏を聴いてた。
このイギリス人男性が隣でマーガレットリバーだのコテスロービーチだの言うので、気分はすっかりパースの金曜の夕方のアイリッシュパブにタイムスリップして、飲み過ぎてしまった。試験勉強に面接の準備に、仕事だって一生懸命やってる。気候もいいし、たまには飲みすぎたっていいよねと自分を諭しながら家路についた。