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空が澄んでて、洗濯物がカラリと乾いて、気持ちよくうたたねできて幸せ。でもそんな日々の中でもそれなりに嫌なことや悲しいことが起きて、心にぽつんと黒いシミが出来たような気持ちになったりする。喜怒哀楽を誠実に受け止めて、向き合っていかなければ、人は成長しないように思う。でも佐藤伝さんが提唱するように、そういう重いことは日中おてんとさまの下でやって、夜は良いことだけに思いを馳せるのがいいでしょう。最近はそういう"感情の管理"がうまくできるようになってきたみたいだ。
わたしはベッドに入ってもどうしても不安や心配ごとがフラッシュバックしてきてしまう時、アルバニーの星空を思い出すことにしている。パースから長距離のドライブでひたすら南下して、夜にアルバニーに到着した時はもうどっと疲れきっていたけれど、漆黒の夜空に輝く満点の星があまりにも美しくて、最高に幸せだった。Jがひとつひとつ星を指差して、南十字星を教えてくれた。その夜ベッドに入って眠りに落ちる時、
"この先に何があろうとも、わたしはこの星達に守られている"
そんな気持ちになった。オーストラリアの不安定で頼りない日々の中で、澄んだ美しい空がいつもわたしを励ましてくれた。だからアルバニーの星空を思い出すと、"わたしは絶対大丈夫"と思える。