DiaryINDEX|
past|
will
| 2013年04月07日(日) |
L'amoureux de Paris |
やっと2度目のデート実現。新丸ビルでランチして、午後は皇居前の広場の芝生に寝転がって、走りまわる子供や犬を眺めて過ごした。隣合った色んな種類の桜がちょっとずつ時期をずらして開花しているという風景もなかなか他にはなくてユニークでいい。
女性の年の話題になった。わたしは"人として"年をとることは誇らしいことなのだと思っているが、"女として"となると、将来子供が欲しいなどという男性に35歳を過ぎている自分の年齢を教えるのをためらってしまう。だってそれは感情じゃなくて実質的な難しさを提示してるわけだから。彼も年下で、わたしが年上だということは気付いているのだろうけれど、実年齢は知らない。そんなことをぼそぼそと話していたら、彼がなにくわぬ顔でさらりとこんなことを言った。
「僕の国にこんなことわざがあるんだ。日本語に直訳するとこう。
"チキンは年をとればとるほど美味くなる"」
はははっ(笑)。まぁ、彼のような人格の成熟した男性は、女性を年齢だけでジャッジしたりはしないのでしょうね。
陽が落ちて、風が冷たくなったのでカフェに移動した。AUX BACCHANALESのテラスに腰掛けると気分はたちまちパリ。昨年11月のパリ旅行が脳裏に甦る。ここ、目の前にある小学校もエレガントな佇まいで、何よりパリならどこにでもある大衆的なカフェという雰囲気が好きだ。胡桃のタルトをシェアしながら、カッフェを啜り、気付いたら次回のデート、その次のデートの計画まで練っていた。4月になってあちらのスケジュールは落ち着いたようで、次回のデートはすぐにやってきそうだ。今日はぐんと距離が縮まったように感じた。