My life as a cat
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2013年03月11日(月) A million hearts

友人の手作りのチョコレート。なんともLovely♥♥♥。華奢な指でわたしのために、ちょこちょことデコレートしてるのを想像したら、なんとも微笑ましくて、嬉しくて、心がぽっとあたたかくなった。

"人間ものを食べている時だけは絶対人を恨まない"

とは曽野綾子さんの言葉。こんなプレゼントを手に人を恨んだりする人もいないでしょうねっ。

昨日はその友人と美味しいスウィーツやタイ料理をつつきながらあれこれとしがない日常の話を楽しんだ。仕事が終わって息つく暇もなく、わたしはフランス語を、彼女はバイオリンを練習している。働きながらそういった時間を捻出するのはなかなか至難の技だ。時間を捻出できても体力が持たないことも多々ある。しかし、ふたり意見が一致したのは"とにかく毎日触れること"が大切なのだということ。わたしもテキストを広げて文字を追ってるうちに居眠りしてることもある。もちろん、そんな日の勉強は身にならない。それでもやっぱり触ると触らないでは物事に対する愛情が違ってくるのだ。

最近つくづく思ったことは、どんなに物事がスムースにうまくいかなくても、失敗続きでも、結果の良し悪しに気を揉まず、必死で追い続けよう、振り返って"やらなかった"ことを後悔するような人生だけは絶対におくりたくない、ということ。

今日で震災から2年。先日テレビで見た、あるカメラマンが写した被災地の子供達の何気ない通学風景が目に焼きついている。瓦礫しかない殺風景な道をランドセルを背負って元気に走っていく子供達。こんな状況でも子供達は立ち止まらず、すくすくと成長する。波に呑まれてしまったいくつもの儚い命を悼み、また生き残った子供達の強い生命力が美しくて涙がでてしまう。たくさん希望を持って強い大人に成長していってほしいな。


Michelina |MAIL