My life as a cat
My life as a cat
DiaryINDEXpastwill


2012年11月21日(水) ロンドンの朝




















昨夜長旅疲れで早く寝てしまった分、早起きして朝のハイドパークに散歩に出た。かつてパースのハイドパークを"My garden"と呼んで毎日のように散歩していたから、いつかホンモノ!?が見てみたいと密かに思っていたのだ。長年の希望が叶ったというわけだ。小雨が降っていたが、犬の散歩やジョギングをしている人が沢山いた。男女比は同じくらいだが、白人が圧倒的多数だ。公園以外の
場所では色濃くて、移民の押し寄せるモザイクの都市といった風情なのだから、朝ゆったり散歩にでていられるような層の人々はやはり白人に限るということになるのか・・・移民はせかせかと朝から労働や勉学に励むのみということなのか。

それにしても長身の英国紳士が黒のコートなんかを着て短毛の手足の長い大型犬を散歩させてる姿はしびれる。ハンティングが紳士のたしなみなどと聞くとがっかりするから、朝の愛犬との散歩が紳士のたしなみということにして欲しいな。

次にウェストミンスター宮殿とビッグベンを一見して、一度見たかったChanging of the guardを見にバッキンガムへ向かった。てっきり赤いユニフォームのガードが出てくると思っていたので、グレイのを見て面食らった。後で知ったのだが、冬服はこの色らしい。悪かないけど、冬のロンドンの憂鬱な空色と一体化してるみたいだ。

これで駆け足のロンドン観光は終わり。もし何かあったら飲み仲間だった元同僚を呼び出そう、彼が頼りにならなければ最後の手段は数ヶ月で自然消滅した元ボーイフレンドを呼び出そうと連絡先を握り締めてきたが、そんな必要も余裕もなかった(元同僚には時間があれば会いたかったのだが)。


Michelina |MAIL