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2012年10月21日(日) |
ドイツ・フェスティバル |
「ビールばかりじゃない」、「オクトーバーフェストとはちと違う」
というウリに魅かれて友人と足を運んでみた。食べ物の屋台から日用雑貨、チーズやパンとひととおり出店が並んでいて、かんかん照りの太陽の下、みんな豪快にビールをぐびぐびと飲っている。客の大半は日本人。ドイツ人はあの大地震で放射能にぴりぴりと反応して、逃げていってしまったのだろうか。ドイツほどの反応を見せた国はないだろう。風力発電やら太陽光発電の再生可能エネルギーへの転換の取り組みも早かった。医療とかそういうところをとっても、つくづくドイツ人って生き延びることに真剣な人々のようだ。
顔くらいの大きさのプレッツェルを頬張り、いろんな酒を試飲し、最高級のワインとその薀蓄とやらに友と口を揃えてあっさりダメだしして、会場を去った。あれじゃ、売れやしないね、などと物を売ったこともないふたりがセールスの薀蓄を垂れながら長閑な青山墓地の中の小路をよろよろと歩く姿は、よく晴れた秋の休日に相応しい光景であったでしょう。