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2012年10月02日(火) |
Canal Cafeにて |
"Bonjour!"
カフェをでたところでムッシューに声をかけられた。フランス人かぁ・・・逃げよう!と思ったが、それじゃぁあまりにも酷いんじゃないかなどと思うあまり立往生してしまった。1分ほど話につきあったところ、1分で嫌気が差した。
「ここのカフェ美味しくなかったでしょ?え?まぁまぁ?クロワッサンが美味しいっていったって、それはこのカフェで作ってるわけじゃないからこのカフェが美味しいとは言わないね(理屈っぽいわっ)。それにしても一人でブランチ?さびしくないの?うそ?ありえないね(あなたとブランチのほうがありえないと思うけど)。ねぇ、フランス語しゃべらないの?え?しゃべれない?(フランス語は世界共通言語じゃありませぬ)」
しまいには、
「結婚は一度したからもういいや(そんなことわたしにはどうでもいいんですけど)。 同棲なら沢山したことあるけどね(そんなに沢山女の子捕まえられたの?そうは見えないけど。。。超能力でもあるの?)」
「わたしはこのカフェけっこう気に入ったし、ひとりでブランチも好きだし、いつか結婚もしたいし、わたし達ってとっても気が合いそうね!」
と皮肉たっぷり言い返したら、
「まったくそのとおりだね」
と消え入るようにスーッとどこかに見えなくなった。
映画やドラマだとカフェなどで知り合って仲良くなってデートに出かけて・・・とか素敵な展開があるのに、どうしてわたしには変な人しか声をかけてこないのかしら、と思ってふと気付いた。そもそもカフェで女の子に容易く声をかけられるような男性がタイプじゃないんだね。だからその時点でもうアウトなんだ。友人が聞いたら呆れ顔でこう言うだろう。
「じゃぁいったいどこで声をかけられれば納得するの」
わたしは答えに窮して俯くのみだ。
(写真:今日のにゃんこはお城の屋上にてお昼寝)