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2012年07月09日(月) |
A paradise in my heart |
翌日は銀座へひとめぼれ君の茶道イベント用の着物を見に出かけた。男性用の着物というのはなかなか少ない。やっと見つけた一軒でざっと価格と納期を見積もってもらい再検討することにした。
そして東京駅でまたしばらくお別れ。今までこの関係についてあらゆることを思い悩んできたけれど、それを相手にぶつけるにはお互いを知らな過ぎるように思えて、胸の内に秘めてきた。でも、今回はごく自然と言葉が口をついてでて、半分くらいは伝えることができた。あちらは、全てにおいて"新発見"という顔をしていたけれど(笑)。
「あなたは難しい研究にはひるむことなく挑戦しても、リレーションシップとなると難しいことには一切挑戦しないで易しい関係だけ結んできたんでしょう。わたしはそんなのスマートだなんて思わないよ。恰好悪くても一生懸命わたしとのリレーションシップを一緒によりよいものに築こうとしてくれる人が好き」
これには何にでもさっと自分の意見を返してくる彼もうな垂れていた。わたしの分析は図星だったようだ。こんなことを女の子に言われたこともなかったのだろう。
「そんなに忙しければ、何かを諦めればいいじゃない。もっとわたしと一緒に過ごす時間を持てば? 楽しいよ〜」
と誘ってあげたらとても嬉しそうだった。別れてすぐにメールが来た。
"I waved at you but you didn't see me. Maybe I am too fast but I will slow down only for you!"
はぁ、なんだかすっきりした。もう悩むのはやめようっと。