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北風がひんやり冷たかったが、良く晴れた気持ちの良い日だった。朝に用事を全て済ませて午後はゆっくり。ランチにチヂミを焼いた。かりっと焼く秘訣はつなぎを卵ではなくじゃがいもにすることだ。少しの水に小麦粉を溶いたら塩と胡椒で下味をつけて、好きな野菜と細めの千切りにしたじゃがいも(水にさらさない)を入れて、フライパンに押し付けながら焼く。いつも適当に冷蔵庫の野菜を入れるが今日の具はいつも以上に美味しかったので書いておこう。細ネギ、にんじん、丹波シメジ(初めて食べてみたのだが、粒か大きいというだけで味は普通のシメジのようだ)。タレは醤油、酢、ごま油、コチュジャンにすり胡麻、砂糖をひとつまみ(あったら長ネギも刻んで、気が向けばおろしニンニクも入れるともっと良い)。先日我が家で同僚と飲んだ時、このチヂミを作ったらみんな絶賛してくれた。
そして冬の洋服の洗濯やお手入れもちまちまとした。10年以上前にポールスミスで購入した黒いジャケットは今でも活躍している。ハンガーにかけた時に思わず胸がキュンとなる黒い表地とは裏腹の一面広がるお花畑のような明るい裏地がついていたり、ボタンホールがひとつだけピンク色の縁取りになっていたりと、基本は真面目、でもさりげなくお茶目なところにひとめぼれだった。このブランド、ちょっと値段が高めだが、あまり露骨に流行に乗ったデザインをしないから、一度買ったら何年でも飽きずに抵抗なく着られるのが好きだ。
さて、洗濯物をたたもうと思ったら、クロエちゃんがその上にどってりと寝ていて、まっすぐに伸ばして干したものがぐちゃぐちゃになっていた。そうか、ぐちゃぐちゃに置いてその上に寝られたらダメなのだ。ちゃんと平らに置いて、その上に乗ってもらえば体温と重さで皺が真っ直ぐ伸びるに違いない。節約主婦は電気代を浮かせるために猫を飼ってそれで暖を取って冬をしのいだりするらしいが(何を食べさせてるのか知らないが、餌代のほうが高いんじゃないか?)、それならわたしは生きたアイロンとして活躍してもらうことにしよう。