My life as a cat
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2012年04月06日(金) 悪口のこころ

職場での出来事がとてもストレスな週だった。わたしは聖人じゃないから、それによって一番損をするのは自分だと解っていながらも人の悪口だって言ってしまう。でも、「絶対」とただひとつ心に決めていることがある。それは集団悪口に加わらないことだ。大きな会社で働いて様々な人間模様を観察して気付いた集団心理の傾向。ある人は、あたかも自分の考えが確実に正当であるかのように大きな声で威圧的に意見を述べる。そして自分の気に入らない人がいれば、あたかも″みんながそう思っている″と思い込ませるような言い方でその人の悪口を言う。それを聞いた心のか弱い連中は”みんなが良く思っていないなら、そいつは相当悪いに違いない”というイメージを持って一緒になって悪口を言う。人の波に流されて生きることほど簡単で空虚なことはない。すべての人を好きになれたら立派だけれど、わたしはそこまで博愛主義じゃない。まずもって好かない人のことで気を揉んで時間を無駄にするのは嫌だ。でもせめて人を悪く思うならはっきりした自分の意思で思いたい。

しかし、悪口が多というのは哀れなことだ。人生が充実していれば、そんなことに割く時間はない。

わたしはそんなことにはしらりと背を向けて自分の好きなものにだけ無我夢中でいられる強い心が欲しい。人間は少なからず身を置いた環境に馴染んだり、影響を受けたりするものだからそう簡単じゃないけれど、しっかり心を鍛えていつでも自分の心の平穏を保っていたい。

(写真:そういった意味では″お楽しみ″の天才クロエちゃんはわたしの先生だねっ。)


Michelina |MAIL